日本語のポライトネス再考

発話行為・発語媒介行為・相互行為

  • 笹川洋子(著)/2016年10月
  • 3500円(本体)/四六判上製346頁
  • 装丁:矢萩多聞

なぜ、気を遣った表現が誤解を生むのか?
グライスやオースティンの議論を参照しつつ、先行研究を批判的に継承。さまざまな言語文化圏における「依頼」「笑い」「共感」などを題材に比較・分析することで、会話における言語的配慮の諸相を探る。
(ISBN 9784861105029)

目次|indexs

はじめに
第1章 ポライトネスとは何か
第2章 ポライトネスを捉える理論
第3章 発話行為方略としてのポライトネス―ブラウン&レビンソンの理論をめぐって
第4章 多言語文化圏に見られるポライトネス方略の比較―九言語比較調査データの再分析
第5章 発語媒介行為としてのポライトネス
第6章 異文化コミュニケーションにおける曖昧性の共有過程
参考文献
初出一覧
おわりに

著者|author

笹川洋子(ささがわ・ようこ)
神戸親和女子大学文学部教授。著書に『樋口一葉―物語論・言語行為論・ジェンダー』(春風社、2013)。

 

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