赤いレトロな焙煎機

遥かなる南米大陸をめざして

  • 玉川裕子(著)/2016年4月
  • 1500円(本体)/四六判変形上製166頁
  • 装丁:根本眞一(クリエイティブ・コンセプト)

一瞬の青い炎よ燃えあがれ カフェ・ロワイヤルわたくしのため

珈琲鑑定士資格取得のため単身ブラジルへ。
私的な旅日記と短歌から垣間見られる作者の孤独、自己認識。

「この歌文集は、あきらかに、反私性の方向を目指している。しかし、その底に、作者の孤独や、自己認識を読みとろうとすれば、それも可能なのだ」(岡井隆「跋文」より)

(ISBN 9784861104954)

目次|indexs

はじめに

第1章 カフェの逸品ものがたり
カフェ・オレ/シナモンコーヒー/カフェ・ロワイヤル/アイリッシュコーヒー/ホット・モカ・ジャバ/トルココーヒー/コピ・ルアク/水出しコーヒー/アンティーク・カフェ/キリマンジェロ/カフェ・ノワール/オルゴール館/赤いレトロな焙煎機/夕陽が沈みきらないうちに/割合の無限/カフェ・フラッペ/クールに淹れる/果実ほのぼのハワイコナ/ネルドリップ
第2章 カフェの街から
御堂筋/時差のむこうに/ひかりの海/サントス/カフェの授業/クラスメイト/マスクの少年/コーヒー農園(ファゼンダ)/ブラジルの霜/週末の旅/長距離バス/海辺のバザール/北東部(ノルデスチ)/大瀑布(イグアス)/銀色の音
第3章 その後
秋の終日/冬の消しゴム/船便
第4章 ブラジルagain
大湿原(パンタナール)/アマゾン

跋文 岡井隆

著者|author

玉川裕子(たまがわ・ゆうこ)
広島大学大学院文学研究科修士課程修了。コーヒーの商社勤務がきっかけで、クラシフィカドーラ(珈琲鑑定士)資格取得のためブラジルへ単身渡航。現在、コーヒー教室を開催し、ブラジル民族文化研究センターの研究員としても活躍中。

 

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