教えることの哲学

  • ジョン・パスモア(著)/小澤喬(訳)/2017年5月
  • 4100円(本体)/A5判上製468頁
  • 装丁:長田年伸

教育学・分析哲学の両分野に一石を投じる!
多義的で曖昧な「教育」(education)という概念を退け、「教える」(teaching)という営みそのものを哲学的に探究する。国語教育や性教育における応用例も提示。
(ISBN 9784861103766)

目次|indexes

Ⅰ 論述のプログラム
第1章 教えることの哲学へ向けて
第2章 教えることの概念
Ⅱ 教えることの基本原理
第3章 さまざまな能力を発達させる
第4章 情報を獲得する方法を教える
第5章 情報を教え伝える
第6章 情報とさまざまな能力
第7章 さまざまな習慣を養う
第8章 想像力を涵養する
第9章 批判的であることを教える
第10章 気を配り、注意深く学ぶことを教える
第11章 理解することを教える
Ⅲ 教えることの哲学―実地への適用
第12章 英語教育を検討する
第13章 性教育

著者|author

ジョン・パスモア(John Passmore)〈1914-2004〉
オーストラリアの哲学者。20 世紀後半に英語圏の哲学において数々の重要な著作を残す。主な著作に『ここ百年の哲学』A Hundred Years of Philosophy〈1957〉、『科学とその批判者たち』Science and Its Critics 〈1978〉等。

訳者|translator

小澤喬(おざわ・たかし)
東京理科大学名誉教授。英文学、哲学専攻。
共訳書に、クリアンス・ブルックス『現代英米文学にみる神の問題』(リーベル出版)、共著に『イギリス文化事典』(丸善出版)等。

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