世界のミュージカル・日本のミュージカル

  • 岩崎徹・渡辺諒(編著)/2017年11月
  • 2500円(本体)/四六判並製298頁
  • 装丁・レイアウト:矢萩多聞

「元祖ミュージカル」のサヴォイ・オペラ、世界を席巻するフレンチ・ミュージカル、墺日で人気を博す『エリーザベト』、これら英・仏・独語圏のミュージカルと、
宝塚歌劇から2.5次元作品までの日本のミュージカル――海外と日本、双方の歴史を紐解く。
そのうえで、各国の作品の魅力、発展と変容の在り方を辿り、ミュージカルという芸能の今後の可能性と課題を考察する。全ミュージカルファン必携の一冊!
(ISBN 9784861105708)

横浜市立大学新叢書「発刊の辞

目次|contents

はじめに 渡辺 諒
第Ⅰ部 世界のミュージカル
第1章 英語圏のミュージカル ミュージカル誕生―サヴォイ・オペラ 岩崎 徹
ミニ歴史:英米のミュージカル
【コラム】パクろう、シェイクスピア(またはオムレットの味)/ブロードウェイでタイム・トラベル
第2章 仏語圏のミュージカル スペクタクル・ミュージカルの隆盛と変容 渡辺 諒
ミニ歴史:フランス・ミュージカル
【コラム】日本の独仏ミュージカル
第3章 独語圏のミュージカル ウィーン版『エリーザベト』の「死の舞踏」―ライトモチーフと演出の重層性 関根裕子
【コラム】ウィーンのミュージカル劇場事情
第Ⅱ部 日本のミュージカル
第4章 小林一三「国民劇」構想を読む 安冨 順
【コラム】今はなき胸像―久松一聲
第5章 宝塚「歌劇」の変遷と男役の変遷―歌劇、レビュー、そしてミュージカルへ 中本千晶
【コラム】タカラヅカ・娘役の変遷
第6章 日本のミュージカル受容―海外ミュージカル/オリジナル作品/2.5次元ミュージカル 渡辺 諒/下川晶子
【コラム】カブキ最新事情(渡辺)
おわりに 岩崎 徹
ミュージカル作品年表
参考文献
執筆者紹介

著者|authors

岩崎 徹(いわさき・とおる)
横浜市立大学准教授。主要論文に、「イギリス喜歌劇の幕開け:『培審裁判』」(『横浜市立大学論叢人文科学系列   61(3)』、2010)、「100年続いた歌劇団」(『竹村民郎著作集記念文集』三元社、2015)など。

渡辺 諒(わたなべ・りょう)
1952(昭和27)年生まれ。早稲田大学教授。主要著書に、『「エリザベート」読本―ウィーンから日本へ』(青弓社、2010)、『フランス・ミュージカルへの招待』(春風社、2012)など。

関根裕子(せきね・ゆうこ)
1960(昭和35)年生まれ。早稲田大学、明治大学等で非常勤講師。主要著書に、『ようこそヴィーンへ!』(白水社、2010)、翻訳書に『ヘルベルト・フォン・カラヤン 僕は奇跡なんかじゃなかった:その伝説と実像』(音楽之友社、2017)など。

安冨 順(やすとみ・じゅん)
1959(昭和34)年生まれ。白百合女子大学非常勤講師。主要論文に、「随想・革命家と国民作家―寒村・英治とハンケチ芝居(一)・(二)」(『歌舞伎 研究と批評46』雄山閣、2011、2012)、「都の治助―『けいせい鎌倉山』をめぐって」(『朱(53)』伏見稲荷大社、2010)など。

中本千晶(なかもと・ちあき)
1967(昭和42)年生まれ。フリージャーナリスト。主要著書に、『宝塚歌劇に誘う7つの扉』(東京堂出版、2016)、『鉄道会社がつくった「タカラヅカ」という奇跡』(ポプラ社、2107)など。

下川晶子(しもかわ・しょうこ)
1992(平成4)年生まれ。早稲田大学教育学部「舞台芸術入門」において「2.5次元ミュージカル」の授業を担当。

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