中世イギリスロマンス ガウェイン卿と緑の騎士

  • 菊池清明(訳)/2017年12月
  • 3400円(本体)/A5判上製234頁
  • 装丁:江森恵子(クリエイティブ・コンセプト)

14世紀に成立した中世イギリスロマンスの新訳。
多彩で変化に富んだ原文が格調高い日本語でよみがえる。
(ISBN 9784861105791)

目次|contents

まえがき
『ガウェイン卿と緑の騎士』
I
II
III
IV
注解
解説
一 写本
二 韻律
三 言語と文体
四 研究批評史
五 中世イギリス文学の特質
六 英文学史における本作品の位置と評価
あとがき
参考文献

訳者|translator

菊池清明(きくち・きよあき)
東京都立大学・首都大学東京教授を経て、現在、立教大学文学部教授。言語文化学博士(大阪大学)。
2003年-2004年、オックスフォード大学英文学科招聘研究員並びにオックスフォード大学ユニバーシティ・コレッジ上級客員研究員。
2012年-2013年、オックスフォード大学キャンピオン・ホール客員研究員、ハワイ大学マノア校客員研究員。
共著『『ベーオウルフ』とその周辺―忍足欣四郎先生追悼論文集』(春風社2009)
単著『中世英語英文学Ⅰ その言語・文化の特質』(春風社2015)
単著『Studies in Medieval English Language and Literature II The Sound of Literature: Aspects of Language and Style in The Owl and the Nightingale』(春風社2016)
編著『英語学:現代英語をより深く知るために―世界共通語の諸相と未来』(春風社2016)

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〔品切重版未定〕