『フィネガンズ・ウェイク』のプロローグを読む

riverrunからphoenishへ

  • 奥田良二(著)/2018年1月
  • 3000円(本体)/四六判上製202頁
  • 装丁:矢萩多聞

riverrun(川の流れ)はreverie(夢想)でraven(大鴉)だった?
冒頭の4パラグラフに、従来の解釈に基づいた「解釈1」と、より奥深く読み込んだ「解釈2」を提示。ジョイスの企みを明らかにする。
(ISBN 9784861105753)

目次|contents

序章
第1章 第1パラグラフ
Ⅰ.解釈1
Ⅱ.解釈2
第2章 第2パラグラフ
Ⅰ.解釈1
Ⅱ.解釈2
第3章 第3パラグラフ
Ⅰ.解釈1
Ⅱ.解釈2
第4章 第4パラグラフ
Ⅰ.解釈1
Ⅱ.解釈2
終章
参考文献
補遺1.“The Raven”
補遺2.‘The Mouse’s tail’
補遺3.“Annabel Lee”
あとがき
索引

著者|author

奥田良二(おくだ・りょうじ)
1958年、広島市生まれ。
東海大学文学部英語文化コミュニケーション学科教授。日本イェイツ協会会長。
ロンドン大学大学院にてMaster of Research in Englishを取得。
主要著書:『Decoding Paul Muldoon』(単著:春風社2009)、『亡霊のイギリス文学―豊穣なる空間』(共著:国文社2012)、『アイルランド文学―その伝統と遺産』(共著:開文社出版2014)、『ディラン・トマス―海のように歌ったウェールズの詩人』(共著:彩流社2015)
主要訳書:『マルドゥーン詩選集1968~1983』(共訳:国文社1996)

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