ダンテ神曲原典読解語源辞典(1)

地獄

  • 福島治/2003年7月
  • 46000円(本体)/B5判・716頁

ダンテの言葉の海― 中世文学の一大傑作『神曲』を逐語英訳し、語源、派生語、語彙の変遷、接頭辞など、翻訳の手がかりとなるものを多言語(羅・英・仏・西語等)により詳解する世界初の大辞典!
(ISBN 4921146772)

推薦の言葉

ダンテの言葉の海―大江健三郎
原典が本当に読める―中条省平
まさしく、ジョイスフル―柳瀬尚紀
ロラン・バルトが生涯最後の講義に、ダンテ『神曲』をめぐって深くかつ新しく語っていました。私も、そろそろ生涯の終りの読書のプログラムを夢想します。それは『神曲』の一行一行を、その言葉の海にひたるようにして時をすごすことです。そのために『神曲』を朗読したテープを集めていますが、あわせて『ダンテ神曲原典読解語源辞典』があれば充分だと思います。その内容見本を読んで、つくづくそう感じます。―大江健三郎

著者|author

福島治(ふくしま・おさむ)
東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻修士課程修了。ラテン語の泰斗、故ジョン・G・グリフィス教授(オックスフォード大学)に師事。
著書に『英語派生語語源辞典』(日本図書ライブ)他。

担当編集者から

オックスフォードでラテン語を学んだ福島治先生。ラテン語はむずかしいため、他の学生たちは次々に離脱。残ったのは日本人のオサム・フクシマのみ。グリフィス教授は「サム、サム」とかわいがってくれたとか。
<レディーファースト>のふるまいがとてもナチュラル、フェリーニ監督の「道」が大好きで何度も観ているというサム先生ですが、カラオケでは日本情緒あふれる美しい歌を熱唱。
フルマラソン完走115回。前夜かなりお酒を飲んでも翌朝はジョギング。ホントーに頭が下がります。[-山岸-]

 

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