死ぬ権利はあるか

安楽死、尊厳死、自殺幇助の是非と命の価値

  • 有馬斉(著)/2019年2月
  • 4300円(本体)/四六判上製558頁
  • 装丁:桂川潤

医療技術が進展するなか、人の死の望ましいありかたとは
死ぬ権利について擁護派と反対派の議論を整理するとともに、豊富な事例や、各国・地域の政策的取り組みも参照しながら検討。人の命が持つ価値の大きさと根拠を問い直し、倫理的・政策的な判断の基礎となる考えを提示する。
(ISBN 9784861106248)

目次|contents

まえがき
序論 事例と用語および本書の課題
第Ⅰ部 死ぬ権利の擁護論
第1章 自己決定
第2章 患者の利益
第3章 医療費の高騰
第Ⅱ部 死ぬ権利の限界
第4章 社会的弱者への脅威
第5章 生命の神聖さ
第6章 人の尊厳
結論
あとがき
文献一覧
索引

著者|author

有馬斉(ありま・ひとし)
横浜市立大学国際総合科学部准教授。1976年生まれ。国際基督教大学教養学部卒、米国ニューヨーク州立大学バッファロー校哲学博士課程修了。博士(哲学)。専門は倫理学、生命倫理。東京大学大学院医学系研究科特任助教などを経て、2012年より現職。
論文「利益のボーダーライン―大脳機能の不可逆的な喪失と代理決定」で日本生命倫理学会若手論文奨励賞、「自殺幇助は人格の尊厳への冒涜か」で日本倫理学会和辻賞を受賞。著書に『生死の語り行い 1―尊厳死法案・抵抗・生命倫理』(生活書院、共著)、The Future of Bioethics: International Dialogues(Oxford University Press、共著)など。

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