統計は力なり

エルンスト・エンゲルの希望の学

  • 太田和宏(著)/2019年7月
  • 3700円(本体)/四六判並製436頁
  • 装丁:桂川潤

統計に何ができるのか、何のための統計か
「エンゲル係数」「エンゲルの法則」で知られるドイツの統計学者エルンスト・エンゲル(1821-1896)の評伝。
ドレスデンの商人の家に生まれ、ザクセン統計局長を経てビスマルク時代のプロイセンの統計局長を務めたエンゲル。黎明期の統計学の力を信じ、ビスマルクにも逆らって社会改革を目指した反骨の統計学者の一生を描く。
(ISBN 9784861106569)

目次|contents

プロローグ
第1章 修業時代を経てザクセン統計局へ
第2章 ザクセン統計局時代のエンゲル
第3章 ザクセン統計局長を辞任
第4章 プロイセン統計局へ
第5章 プロイセン統計局の革新
第6章 教育者としてのエンゲル
第7章 反骨の統計家
第8章 死刑統計をめぐるビスマルクとの対立
第9章 社会政策学会の発足とエンゲル
第10章 住宅問題の解決をめざして
第11章 迫りくる破局
第12章 最後の闘い
エピローグ
註記
あとがき
主要人名索引

著者| author

太田和宏(おおた・かずひろ)
1947年福岡県生まれ。博士(経済学)。元北海学園大学経済学部教授。

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