教育公務員特例法制定過程の研究

占領下における教員身分保障制度改革構想

  • 高橋寛人(著)/2019年8月
  • 3000円(本体)/四六判並製242頁
  • 装丁:矢萩多聞

学問の自由はどのように保障されるのか?
教特法成立の全過程を、日米の史料に即して立案の経緯から検討し、教育の論理に基づく教員の身分保障制度を構築する重要性を問い直す。【横浜市立大学新叢書10】
(ISBN 9784861106507)

◆横浜市立大学新叢書「発刊の辞

目次|contents

はじめに
第1章 教育公務員特例法の制定経緯の概要
第2章 公務員と異なる教員の特則の立案
第3章 大学教員に関する特則の立案
第4章 教育公務員特例法案をめぐるCIEとGSおよびLSの対応
第5章 占領下の教員法案における教員審査制度構想
おわりに
あとがき
索引

著者|author

高橋寛人(たかはし・ひろと)
横浜市立大学国際教養学部教授。1957年東京都生まれ。東北大学教育学部卒、東北大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。主な著書に『戦後教育改革と指導主事制度』(風間書房、1995年)、『占領期教育指導者講習基本資料集成』全3巻(編集・解説、すずさわ書店、1999年)、『公設民営大学設立事情』(編著、東信堂、2004年)、『20世紀日本の公立大学――地域はなぜ大学を必要とするか』(日本図書センター、2009年)、『居場所づくりの原動力――子ども・若者と生きる、つくる、考える』(共編著、松籟社、2011年)、『危機に立つ教育委員会――教育の本質と公安委員会との比較から』(クロスカルチャー出版、2013年)。

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