ムガル建築の魅力

皇帝たちが築いた地上の楽園

  • 宮原辰夫(著)/2019年10月
  • 3100円(本体)/A5判並製338頁
  • 装丁:矢萩多聞

タージ・マハルは墓廟か、永遠の楽園か、それとも復活の日の寓話なのか――
インド・イスラーム王朝の500年、不運と悲劇、謀略と欲望が渦巻く世界で、諸王たちが築いた栄華の象徴と地上の楽園をたどる。写真多数掲載。
(ISBN 9784861106606)

目次|contents

はじめに
年表
インド・イスラーム王朝の重要拠点
第Ⅰ部:アーグラ
1:タージ・マハル
2:アーグラ城
3:エーテマードゥッダウラ廟
4:ラーム庭園
5:スィカンドラ
6:ファテプル・スィークリー
7:グワーリヤル
第Ⅱ部:デリー
デリー北部
1:シャージャハーナーバード
2:ラズィヤ・スルターンの墓
3:フィローザーバード
デリー中部
1:プラーナー・キラ
2:フマーユーン廟
3:アブドゥッラヒームの墓
4:アトガー・ハーンの墓
5:ニザームッディーン
6:ローディー庭園
デリー南部
1:ラーイ・ピトーラー
2:ラーイ・ピトーラー近郊
3:スィーリー
4:トゥグルカーバード
5:ジャハーンパナー
用語解説

図・写真・細密画引用一覧
写真提供者一覧
あとがき
索引

著者|author

宮原辰夫(みやはら・たつお)
文教大学国際学部教授。慶應義塾大学博士(法学)。
専門は政治学・地域研究(南アジア)。著書に『イギリス支配とインド・ムスリム』(成文堂)、『インド・イスラーム王朝の物語とその建築物』(春風社)、共訳書に『イスラームと民主主義』(成文堂)、など。

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