転生する物語

アダプテーションの愉しみ

  • 渡辺諒(著)/2020年4月
  • 2500円(本体)/四六並製296頁
  • 装丁:大國貴子

次のアダプテーション=転生先は戯曲? オペラ? バレエ? 映画? ミュージカル? それとも……?
原作の魅力をうまく引き出し、時に原作を超えたおもしろさが発見できる翻案作品。古典~現代の著名な七作品が、フランス・ミュージカル、宝塚、ハリウッド映画、劇団☆新感線など、ジャンルによっていかに姿を変えるのか!?
(ISBN 9784861106859)

目次|contents

まえがき

第一章 ロミオとジュリエット―夜と昼、死と生の神話
第二章 マクベス―対西洋から超西洋へ
コラム1:レ・ミゼラブル

第三章 ドン・ジュアン―究極的自己愛の結末
第四章 カルメン―自由とはなにか
コラム2:2.5次元ミュージカルと翻案ミュージカル

第五章 レント―「今日」を借りる
第六章 オペラ座の怪人―仮面か、素顔か
コラム3:スター・アイドル VS パフォーマー

第七章 星の王子さま―見ること・聞くことのレッスン

あとがき

著者|author

渡辺諒(わたなべ・りょう)
1952年生まれ。早稲田大学教授。
主要著書に、『「エリザベート」読本―ウィーンから日本へ』(青弓社、2010年)、『フランス・ミュージカルへの招待』(春風社、2012年)など、編著に『横浜市立大学新叢書9 世界のミュージカル・日本のミュージカル』(春風社、2017年)がある。

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