鎌倉山奇譚 水琴窟の館

  • ソーントン不破直子(著)/2020年9月
  • 1500円(本体)/A5判上製128頁
  • 装丁・装画・挿画:桂川潤

栄華ののち荒廃した山荘をめぐって人と野の生き物たちが物語を展開する。
「カローーン」――記憶の淵をどよもす怪しい音の正体は…。

(ISBN 9784861106965)

著者|author

ソーントン不破直子(ソーントン フワ・ナオコ)
1943年生まれ。日本女子大学文学部英文学科卒。米国インディアナ大学にて比較文学の修士号と博士号を取得。日本女子大学文学部英文学科教授を経て、現在同大学名誉教授。
近年の主要著書にThe Strange Felicity: Eudora Welty’s Subtexts on Fiction and Society (Praeger Press, 2003)、『ギリシアの神々とコピーライト―「作者」の変遷、プラトンからⅠT革命まで』(学藝書林、2007)、『戸籍の謎と丸谷才一』(春風社、2011)、『鎌倉三猫物語』(春風社、2015)、『鎌倉三猫 いまふたたび』(春風社、2016)、『孤独な殿様』(春風社、2018)。主要訳書に『茶の本』(岡倉天心著)(復刻版、春風社、2009)。

この本を注文する

Amazonで注文する e-honで注文する 楽天ブックスで注文する