スマホと哲学

  • 岩崎大(著)/2021年2月
  • 1800円(本体)/四六判並製224頁
  • 装丁:桂川潤

3匹目のカエルは、外の世界を知り、新しい世界に飛び出したものの、
うまくいかず、不幸を感じて生きている――

哲学は、すぐに役立つ便利な情報ではない。著名な哲学者の格言を引っ張り出すことでもない。「よく生きる」ことを企図する作法とは。
(ISBN 9784861107368)

目次|contents

第1章 「井の中の蛙」は幸せか?
1 自分で考えることの初心者へ
2 「生きる意味などない」からはじめよう
3 隠れた価値観を暴き出せ
4 思考と実践の終わりなきサイクル

第2章 よく生きるための死生観
1 世界と私の奇妙な関係
2 よく生きるための死生観―コース別ガイド―
3 幸せの方程式―パスカルの賭け―
4 なんとなくで問題ない

第3章 楽園の哲学
1 ふたたび井の中の蛙問題
2 考えない常識人たちの楽園
3 考える例外者たち
4 実践版:よく生きるための死生観

あとがき

著者|author

岩崎大(いわさき・だい)
1983年東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業。東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程終了。博士(文学)。現在、東洋大学文学部哲学科、富士リハビリテーション大学校非常勤講師。東洋大学東洋学研究所客員研究員。著書『死生学――死の隠蔽から自己確信へ』(春風社)、『自然といのちの尊さについて考える――エコ・フィロソフィとサステイナビリティ学の展開』(ノンブル社、共編著)ほか。

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