英米人名語源小辞典
- エリック・パートリッジ(著)吉見昭德(編訳)/2021年3月
- 3000円(本体)/四六判並製170頁
- 装丁:矢萩多聞
Aliceが「真理」で、Williamは「決意の兜」?
英語圏で使われる約1800の人名を収録。ギリシア語、ラテン語、ヘブライ語、ケルト語、ゲルマン語などをたどり、その語源を明らかにする。
(ISBN 9784861106736)
目次|contents
序文
パートリッジによる参考文献の略語一覧
編訳者による凡例
A~Z
編訳者あとがき
編訳者参考文献
著者|author
エリック・パートリッジ(Eric Partridge)
1894年、ニュージランド生まれ。1907年、Brisbane(オーストラリア)へ移住。1914年、Queensland 大学(古典語、後にフランス語と英語を専攻)。1915-18年、第一次世界大戦に出征。1919年復学し、英仏文学専攻。1921-23年、Oxford大学、英・仏ロマン派文学(BLitt, MA)。1925-27年、Manchester 及びLondon両大学の英文学講師。1927-31年、The Scholartis Pressを創設。1932年以降は著述に専念する。
著書
Songs and Slang of the British Soldiers(1930)
Words, Words, Words(1932)
Slang To-Day and Yesterday(1933)
Name This Child: A Dictionary of Christian Names(1936)
A Dictionary of English Slang and Unconventional English, from the 15th Century to the Present Day(1939、改訂版1984)
The World of Words(1938)
A Dictionary of Clichés(1940、1978)
A New Testament Word-Book(1940)
Shakespeare’s Bawdy(1947)
A History of British and American English Since 1900(J. W. Clark と共著、1950)
You Have a Point There(1953、 句読点解説書)
A First Book of Quotations(1958)
The Gentle Art of Lexicography(1963)
A Dictionary of Catch Phrases(1977)
その他、多数の著書がある。
編訳者|translator
吉見昭德(よしみ・あきのり)
1939年、北海道美唄市生まれ。
1970年3月、明治学院大学大学院文学研究科博士課程(単位取得)満期退学。
1985年9月-1987年1月、オックスフォード大学客員研究員(ペンブルック・コレジに所属)。
明治学院大学文学部名誉教授。中世(前期・後期)英語・英文学専攻。
著訳書
『古英語叙事詩『ベーオウルフ』―クレーバー第4版対訳』(単訳、2018、春風社)
ケネス・キャメロン著『イングランドの地名―起源と歴史を訪ねて』(単訳、2012、春風社)
『『ベーオウルフ』とその周辺―忍足欣四郎先生追悼論文集』(共著、2009、春風社)
R. W. V. エリオット著『ルーン文字の探究』(単訳、2009、春風社)
『古英語詩を読む―ルーン詩からベーオウルフへ』(単著、2008、春風社)
『シェイクスピアの四季―三神勲先生喜寿記念論集』(共著、1984、篠崎書林)
S. ムアー著、A. H. マークヮート改訂『英語変遷の歴史―音と屈折の変化の軌跡を求めて』(共訳、1982、環翠堂)
British Variety―Selected Readings from Modern British Authors(共編註、1975、南雲堂)
その他、論文、翻訳など多数。