アパルトヘイト教育史

  • ジョナサン・ヘイスロップ 著 山本忠行 訳/2004年3月
  • 3800円(本体)/四六判・378頁

南アフリカで行なわれた人種差別政策はなぜ成功したのか― 教師や生徒の証言からアパルトヘイト政策の教育面に切り込む!これまで知られてこなかった人種差別教育の実態に迫る!巻末付録として南アフリカを理解するための地図と略年表を収録。索引もついた、アパルトヘイト教育の全貌を知る格好の書!
日本図書館協会選定図書
(ISBN 4921146950)

目次|indexs

はじめに
教育危機
危機と教師
バンツー教育
ANCのバンツー教育反対キャンペーン
抵抗運動の挫折
バンツー教育の絶頂期
変化
生徒の反乱:一九七二~一九七六
反乱後:一九七六~一九八九
むすび

著者|author

ジョナサン・ヘイスロップ
南アフリカ人の両親のもとロンドンで生まれ、ヨハネスブルク市で育つ。南アフリカ共和国ウィットウォータースラント大学準教授。

訳者|translator

山本忠行(やまもと・ただゆき)
国立国語研究所日本語教育長期専門研修修了後、ウォータースラント大学客員研究員を経て、現在は創価大学教授。

担当編集者から

翻訳書の編集に挑戦! ということではじまったこの仕事、とにかく悪戦苦闘の連続でした。原著の文意を変えるわけにはいかない、されど編集しないわけにはいかん……どこまで踏み込んでいけるのか。訳者とのやり取りを通じ、編集者として考えさせられる仕事になりました。
日本の読者のために、ということで著者が作成した南アフリカの地図と年表付き。アパルトヘイトの教育面に迫る、類書のない本! ぜひお読み下さい。[-長田-]

 

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