講義 政治学入門

デモクラシーと国家を考える

  • 宮原辰夫(著)/2021年5月
  • 2200円(本体)/四六判並製150頁
  • 装丁:矢萩多聞

民主主義の起源とされる古代ギリシアのアテナイの歴史から、近代の社会契約論のホッブズ、ロック、ルソー、20世紀のウェーバー、シュミット、バーリンらを取り上げ、その思想のエッセンスを平明に解説。ヨーロッパ政治思想史の基礎を学び、現代政治の問題を考えるための新たな視点を得る。

(ISBN 9784861107443)

目次|contents

第1章:アテナイ民主主義の歴史
第2章:民主主義批判の歴史
第3章:民主主義と「自由」の観念
第4章:近代民主主義―自由と平等の相克
第5章:市民社会から大衆社会へ
第6章:国家の正統性
第7章:社会契約の思想
第8章:ホッブズの社会契約論
第9章:社会契約論―ロック
第10章:ルソーの社会契約論

著者|author

宮原辰夫(みやはら・たつお)
文教大学国際学部教授。慶應義塾大学博士(法学)。
専門は政治学・地域研究(南アジア)。著書に『イギリス支配とインド・ムスリム』(成文堂)、『インド・イスラーム王朝の物語とその建築物』(春風社)、『ムガル建築の魅力―皇帝たちが築いた地上の楽園』(春風社)、共訳書に『イスラームと民主主義』(成文堂)、など。

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