老年笑い学

ユーモアで羽ばたくシニア

  • 小向敦子(著)/2021年11月
  • 2400円(本体)/四六判並製276頁
  • 装丁:矢萩多聞

「……にもかかわらず、笑う」ことが大事。綺麗事だけですまないシニア期だからこそ、笑ってもらおう! 笑ってあげよう! 老・病・死をもユーモアで飾れ!
授業で老年学、ゼミで笑い学を担当する教授が、「老年笑い学」の効用を説く。

(ISBN 9784861107788)

目次|contents

はじめに
1 笑うを学ぶ―「今さら」ですが、それが何か!?
2 華麗なるシニア社交界へ―自己紹介のユーモア
3 ユーモアは言葉の綾―笑いの言語的技法の数々
4 笑いは続くよどこまでも―学び尽くせないユーモアのいろいろ
5 間違いを笑い飛ばせ―若者には歯が立たないシニアの特技
6 コンプレックスを笑う―これもまたシニアの特権
7 笑いの「しゃべくり」部門―漫才・落語・コントほか
8 笑いの「サイレント」部門―パントマイム・物真似・手品ほか
9 いざ笑いの祭典を担う
10 頭に「おもしろ」がつくシニアが創る―面白そうなコミュニティ
おわりに
引用文献・参考文献

著者|author

小向敦子(コムカイ・アツコ)
高千穂大学人間科学部教授。
米イリノイ大学(シカゴ校)で心理学部(専攻)、アジア研究学部(副専攻)を学び、同大学院教育学研究科博士課程修了。日本笑い学会会員。
授業で「老年学」、ゼミでは「笑い学」を担当。「シニアとユーモアは最強のコンビ」が自説。
著書に『すごい葬式―笑いで死を乗り越える(朝日新聞出版 2018)、『セラピューティックと老年学―エゴ力学が変える高齢社会』(学文社 2013)など。

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