ファッションとテクノロジー

英国ヴィクトリア朝ミドルクラスの衣生活の変容

  • 長谷部寿女士(著)/2021年11月
  • 4500円(本体)/A5判上製386頁
  • 装丁:矢萩多聞

工業化を遂げた19世紀英国において、「テクノロジー」はファッションにどのような影響を与えたのか。
ミドルクラス女性のファッションに焦点を当て、ミシンの普及や衣服改革運動を論じつつ、着飾るという行為に対する意識と実践を明らかにする。

(ISBN 9784861107627)

目次|contents

序章 テクノロジーとファッションが結びついた時代
第Ⅰ部 ファッションアイテムにおけるテクノロジー―クリノリン、カシミア・ショール、バッスルと身体シルエットの変遷
第1章一八五〇年代~一八六〇年代のクリノリンスタイルに見るテクノロジー
第2章一九世紀イギリスの模造品ショールのデザイン―フランスとインドからの影響
第3章一八七〇年代~一八八〇年代のバッスルスタイルと装飾、ディスプレイ
第Ⅱ部 衣服製作過程におけるテクノロジーと、衣生活の変化
第4章ミシン産業の進展とミドルクラスへの普及
第5章パターンの進展と衣服製作の変容
第Ⅲ部 反装飾によるテクノロジー―パリモードの模倣から脱したオリジナリティの追求
第6章唯美主義の有用性と個性の表現―ホイス夫人のマニュアル本におけるドレスの唯美性をつうじて
第7章衣服改革運動のなかのドレスにみるテクノロジー―針からハサミへ
終章 手の経験から生まれる服装意識

著者|author

長谷部寿女士(はせべ・すめじ)
日本女子大学ほか非常勤講師。博士(文学)。専門はイギリスを中心とした服飾文化。主要研究業績:‘The Development of Patterns and The Transformation of Middle-Class Every Clothing in 19th Century Britain’, Journal of the International Association of Costume No. 56, 2020.、「ヴィクトリア朝イギリスの上層ミドルクラスにおける唯美主義ドレス―ホイス夫人のマニュアル本の影響について―」『服飾美学』第64号、2018年、「19世紀イギリスの模造品ショールのデザイン―フランスとインドのデザインからの影響―」『服飾文化学会誌』第17号、2017年。

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