認知・言語理論から日本語教育実践へ
類推タスクアイデア29
- 橋本ゆかり(編著)/2023年4月
- 1800円(本体)/A5判並製210頁
- カバーデザイン:橋本紋
日本語教育の現場における理論と実践の橋渡しをめざし、認知言語学と第二言語習得理論をベースに考案したすぐに使える29のタスク集。
(ISBN 9784861108747)
『認知・言語理論から日本語教育実践へ』正誤表
目次|contents
はじめに
■理論編
第1章 日本語教育の概要
1. 日本語教育の役割と機能
2. 学習環境と教授法・内容
3. 多様な学習者の習得と能力
第2章 認知言語学・用法基盤モデルの言語習得観
1. 言語習得と認知
2. 言語現象・習得と認知能力の関係
3. ことばと構文の習得
第3章 第二言語習得のプロセスと教育
1. 母語の多様性
2. 学習者のたどる習得プロセス
3. 第二言語習得・内的システムの再構築を促す方法
第4章 おさえるべき学習者の特性
1. 動機づけ
2. 認知スタイル
第5章 認知・言語理論から考える日本語教育
参考文献
■タスク編
1 属性
2 様子・気持ちを表すことば
3 対のことば
4 名詞と い・な形容詞
5 多義語
6 オノマトペ
7 助数詞
8 ひらがな・カタカナ
9 漢字
10 アスペクト
11 副詞・副助詞
12 文づくり
13 受動・能動
14 文章理解と創作
さくいん
付録
編著者|author and editor
橋本ゆかり(はしもと・ゆかり)
横浜国立大学教育学部/同大学院教育学研究科 教授・東京学芸大学大学院博士後期課程(横浜国立大学配置)主指導教員。お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。博士(人文科学)。≪主著≫『普遍性と可変性に基づく言語構造の構築メカニズム―用法基盤モデルから見た日本語文法における第一言語と第二言語の異同―』(風間書房、2011年)、『教えよう日本語』(凡人社、2016年、共著)、『よくわかる言語発達 改訂新版』(ミネルヴァ書房、2017年、共著)、『用法基盤モデルから辿る第一・第二言語の習得段階―スロット付きスキーマ合成仮説が示す日本語の文法―』(風間書房、2018年)、『学習者コーパスと日本語習得研究』(くろしお出版、2019年、共著)、ほか。