カーイ・フェチ/来て踊ろう

日本におけるセネガルのサバールダンス実践

  • 菅野淑(著)/2024年1月
  • 3500円(本体)/四六判上製308頁
  • 装丁:中本那由子

セネガルの路上やナイトクラブでひらかれるパーティで踊られるダンス、サバール。複雑な太鼓のリズムにあわせたダイナミックなこの踊りがどうして日本で実践されるに至っているのか。その経緯と実際の様子を、セネガルと日本での筆者の経験と調査を通して描出する。
(ISBN 9784861108853)

目次|contents

まえがき

序章
第一章 セネガルにおけるサバール
第二章 サバールダンスの担い手と踊られる機会―ダカールの事例を中心として
第三章 サバールダンスの日本への流入と実践状況
第四章 サバールダンスの学びとその工夫
第五章 日本で異文化を実践すること
第六章 サバールダンス実践を通して見る個々人と異文化の関わり
終章 実践から生まれるもの、その先にあるもの

あとがき
参考文献
索引

著者|author

菅野 淑(かんの・しゅく)
愛知淑徳大学ビジネス学部 助教
専門は文化人類学、アフリカ研究
主な著作に、「日本社会に生きるアフリカ地域出身者たち」(『現代アフリカ文化の今:15の視点から、その現在地を探る』ウスビ・サコ、清水貴夫編著、青幻舎、2020年)、「日本におけるアフリカン・ダンス:ダンスで日本とアフリカ、そして世界と繋がる」(『季刊民族学』176 特集 隣りのアフリカ人:グローバル世界を生きる人びと、公益財団法人千里文化財団、2021年)など。

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する