フィリップ・ラーキン

愛と詩の生涯

  • 高野正夫(著)/2016年3月
  • 3200円(本体)・四六判上製・292頁
  • 装丁:矢萩多聞

「英国の最も偉大な戦後の詩人」の想像力の源泉は何だったのか。
奔放な女性関係、ピーターラビットへの偏愛、イェイツからの影響……
これまでにない視点から詩人ラーキンの姿を明らかにする。
(ISBN 9784861104770)

目次|indexes

1 人生と自己愛
2 交際と社会、批評と詩との関わり
3 結婚と妻
4 『北航船』に見られるW・B・イェイツの影響
5 詩人と亡霊との関わり
6 「気高い生者」と「気高い死者」
7 ラーキン没後のイギリス演劇界に見られる関心と評価
8 悲しい家とモニカ・ジョーンズ
9 ナーサリーライムとの関わり
10 モニカ・ジョーンズへの手紙に見られるピーターラビットへの愛着
11 「おとぎ話」と「もしも彼女が」に見られるナーサリーライムの要素

 

著者|author

高野正夫(たかの・まさお)
駒澤大学大学院博士課程満期修了。現在、駒澤大学文学部教授。著書に『感性の宴―キーツ、ワーズワス、ブレイク』(篠崎書林)、『フィリップ・ラーキンの世界―「言葉よりも」愛を』(国文社)、共訳書にノースロップ・フライ『同一性の寓話』(法政大学出版局)などがある。

 

 

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