CQという異文化適応力

グローバルなリーダーシップ成功の秘訣

  • デイヴィッド・リヴァーモア(著)、下村冬彦(訳)/2025年1月
  • 4500円(本体)/四六判上製338頁
  • 装丁:斉藤啓

 

グローバルビジネスにおいて効率よくリーダーシップを執るのに有効なCQ(異文化理解に関する知能指数)とは?
ハーバード大学ビジネススクール、Google、コカ・コーラ、アメリカ国防総省、BMWなどでコンサルティング業を務める著者が、多様なケーススタディをもとにビジネスの実践に即した知見を提供する。
(ISBN 9784861109843)

目次|Contents

序章
パート1 グローバルなビジネス・リーダーにとってのCQ
第1章 文化の影響は侮れない―なぜCQが必要なのか
第2章 CQとは何か
パート2 CQを伸ばすために
第3章 CQへの動機―異文化に適応するための潜在能力を見つけ出すこと
第4章 CQに関する知識(パート1)―どのような文化の違いが問題になるのか知ること
第5章 CQに関する知識(パート2)―文化的価値観の10側面を理解すること
第6章 CQに関連した戦略―根拠なく「ガッツ」を信じすぎないこと
第7章 CQを用いた行動―異文化圏でもある程度偽りのない自分自身でいるべき
パート3 CQの活用
第8章 CQの高いリーダーへの見返り(リターン)
第9章 CQの高いチームの育成
終章  グローバルなリーダーに本当になれるのだろうか?
謝辞
付録 10種類の文化クラスタ
訳者解説

著訳者|Author and Translator

【著者】
デイヴィッド・リヴァーモア(David Livermore
ミシガン州立大学博士課程修了。ミシガン州イーストランシングにCQ(カルチュラルインテリジェンス)センターを創設し、100カ国以上の国を訪問した自身の異文化体験とCQに関する専門知識をもとに、ハーバード大学ビジネススクール、Google、コカ・コーラ社、アメリカ国防総省、BMW、カタール航空、UNなどの多国籍企業や大学、グローバル組織等でCQに関するコンサルティング業務を務める。

【訳者】
下村冬彦(しもむら・ふゆひこ)
2001年、同志社大学文学部英文学科卒業後に単身渡米。911のテロ直後の中東系への差別が激化するニューヨーク市で、NYU(ニューヨーク大学)とコロンビア大学の修士課程を修了し、UW(ワシントン大学)の博士課程においても異文化理解や多文化共生について研究。帰国後は京都産業大学、神戸女学院大学、京都女子大学に於いて、異文化コミュニケーション分野や英語分野の専任教員として教鞭を執る。2022年4月立命館大学経営学部着任。

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