移動と社会規範

ウガンダのバイクタクシーの民族誌

  • 大谷琢磨(著)/2026年2月
  • 4100円(本体)/A5判上製266頁
  • 装丁:長田年伸

アフリカの街を疾走する、おびただしい数のバイクタクシー。一見カオスで危険な交通手段は、どのようにして社会の〈インフラ〉として機能し続けてきたのか?

乗客輸送のみならず、物品の配達から高額な売上金の銀行預け入れまで請け負う運転手たち。客待ち場所「ステージ」での自主的な組織「委員会」による統制。運転手の「熟練度」を測る現地の規範。そして、顧客が運転手を値踏みするために行う「テスト」。

ウガンダでのフィールドワークから、運転手と乗客のあいだで〈信頼〉が築かれるメカニズムに迫る。

(ISBN 9784868160687)

目次|contents

第1章 序論
第2章 先進国と発展途上国でのパラトランジットの普及
第3章 バイクタクシーとは
第4章 調査地の概要と調査方法
第5章 ボダ・ボダと行政、政治との関係
第6章 ボダ・ボダの多様な輸送サービスを支える職業意識
第7章 ステージを中心としたボダ・ボダ:商人との関係
第8章 信頼関係に応じたボダ・ボダ運転手の使い分け
第9章 ボダ・ボダ運転手の自主組織と集団規範の形成
終章

おわりに
参照文献
索引

著者|author

大谷琢磨(おおたに たくま)

日本学術振興会 特別研究員 RPD/立命館大学 衣笠総合研究機構 専門研究員
アフリカ地域研究、人文地理学、文化人類学、京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科研究指導認定退学、博士(地域研究)

主な著作に、「ウガンダ都市部におけるバイクタクシーの自主組織による集団規範の形成と秩序の維持」(『アジア・アフリカ地域研究』23(1)、2023年)

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