人文資料学の現在Ⅱ

立教大学人文叢書4

  • 菅谷憲興(編)/2008年9月
  • 2200円(本体)/四六判・並製・288頁
  • 装丁:山本美智代

「島原/天草の乱」から「ギルガメシュ叙事詩」まで、さまざまな地域と時代にわたる多彩な資料の声を聴き取るスリリングな人文学の試み。
(ISBN 9784861101632)
日本図書館協会選定図書

目次|indexs

想像力と資料空間―序に代えて〔菅谷憲興〕
本を見ることの大切さ―日本古典文学研究の基礎〔安原眞琴〕
「島原/天草」の乱、その実態と言説―「南有明海の叛乱」として考える〔荒野泰典〕
中高ドイツ語『ニーベルンゲンの詩』素材とテキストの伝承〔井出万秀〕
ルターの聖書講義録〔竹原創一〕
資料としての絵画―ソネット二四番と『エドワード六世の肖像』〔浦池美鶴〕
私文書―一八世紀イギリス地方都市の下院議員選挙の内実を知る〔青木康〕
味わう資料学―文化環境学の視点〔野中健一〕
粘土板に刻まれた文学―『ギルガメッシュ叙事詩』の場合〔月本昭男〕

編者|editor

菅谷憲興(すがや・のりおき)
1966年生。専攻はフランス文学。著作に『「知」的放蕩論序説』(共著、河出書房新社、2002年)がある。

 

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