明治大正露文化受容史

二葉亭四迷・相馬黒光を中心に

  • 小林実/2010年4月
  • 6476円(本体)/A5判・上製・452頁
  • 装丁:毛利一枝

嫌悪と憧れ、違和感と葛藤。反発しながらも憧れたロシア文化をいかに受け入れ、血肉化していったか。二葉亭、黒光を中心に日本文化の来歴に迫る画期的論集。「本書は、私なりの屈折したロシア研究書である」
(ISBN 9784861102196)

目次│indexs

第一章 恐露のおこり
第二章 二葉亭四迷のジレンマ
第三章 相馬黒光の女学生時代(その一)―仙台
第四章 相馬黒光の女学生時代(その二)―宗教より文学へ
第五章 空想と現実の接点
第六章 エキゾチズムの体感
第七章 早稲田の知識人
第八章 「ロシア」のイメージ
第九章 「白地の尋常の人間」

著者│author

小林実(こばやし・みのる)
1971年東京生まれ
1995年東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒
2006年立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程満期退学
国文学研究資料館プロジェクト研究員を経て、現在、十文字学園女子大学短期大学部講師
専門は日本近代文化史

 

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