モーツァルトの息子

  • ジャック・トゥルニェ(著)/高井道夫(訳)/2010年10月
  • 2200円(本体)/四六判・簡易フランス装・310頁
  • 装丁:矢萩多聞/装画:牛尾篤

あざやかに描かれる天才音楽家の実像。巨大な父の影から逃げ続けたフランツ・クサヴァーは、人妻ヨーゼファと激しい恋におち、自分をとりもどしはじめる。伝記的事実にもとづきつつ、モーツァルト父子の人間像を描きだす。
(ISBN 9784861102424)

著者|auteur

ジャック・トゥルニェ(Jacques Tournier)
1922年生まれ。フランスの作家、翻訳家。
最新作は、スコット・フィッツジェラルドの妻ゼルダ・フィッツジェラルドの伝記

訳者|traducteur

高井道夫(たかい・みちお)
1948年、東京生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科教授。
共書に『文学における神』、『キリスト教美術の誕生と展開』、『現代フランス語辞典』
訳書にアンリ・ボグダン『東欧の歴史』、ロベール・ブラジヤック『われらの戦前/フレーヌ獄中の手記』ほか