かぼちゃの下で

ウガンダ 戦争を生きる子どもたち

  • 桜木奈央子(写真・文)/伊藤氏貴(解説)/2011年9月
  • 1800円(本体)/四六横判並製・120頁
  • 装丁:矢萩多聞

「国民同士、民族同士の同士討ち」により数十万人単位の死者を出したウガンダ。悲惨な過去を抱えながら、戦争と隣り合わせの日常をたくましく元気に生きる子どもたちの姿を映し出す写真集。カラー写真多数。
【推薦】宮島達男 (現代芸術家)
少年兵。レイプ。エイズ。子どもさえ戦争の道具にされるウガンダ。写真家は過酷な現実に寄り添い、彼らの精一杯のいまを写し残す。彼らの未来を信じて……。
(ISBN 9784861102592)

目次|indexs

はじめに
夢は恋
戦った少年たち
未来だけがある
たき火と星空と蛍
学校に行きたい
手紙
解説 映像とことばのはざまから洩れる声
グルのアベー あとがきにかえて
謝辞

著者|authors

桜木奈央子(さくらぎ・なおこ)
フォトグラファー。1977年生まれ。高知県出身。立命館大学文学部卒。大学在学中に内戦中のウガンダ北部を訪れ、「別の生き方の可能性」をテーマに写真を撮り始める。2007年4月、アチョリ王国(ウガンダ北部)により親善大使に任命される。NPO法人(申請中)アフリカの水代表。ウェブサイト「アフリカの水

伊藤氏貴(いとう・うじたか)

1968年生まれ。文芸評論家、明治大学文学部専任講師。
著書に『告白の文学』、『名作は隠れている』(共著)など。

 

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