瀬戸内、鳥瞰の旅

風景の奥を読む

  • 伊藤松雄 /2013年4月
  • 1800円(本体)/四六判並製198頁
  • 装丁:美柑和俊

船乗りたちが広めたこんぴら詣で、五本の剣が舞いおりた空海ゆかりの山、平家が惨敗した二つのダンノウラ……。風光明媚な土地を歩き、秘められた歴史をひもときながら、風景をあじわいなおす。
(ISBN 9784861103605)
日本図書館協会選定図書

目次│indexs

第一部    伝説の風景
第一章    もうひとつの膝栗毛、「やじきた」の瀬戸内の旅―異国の風景
第二章    なぜこんぴらさんに詣でるのか―旅心の風景
第三章    霊験と修験―天狗と龍の風景
第四章    龍宮の海―異界の風景

第二部    戦いの風景
第五章    海を見おろす古代山城―渡来人の風景
第六章    平家の盛衰―海をめぐる風景
第七章    中世の城郭と攻城戦―要害の風景
第八章    近世の城郭と防備の美―威厳の風景

第三部    癒しの風景
第九章    庭園、海と山の小世界―小箱の風景

著者│author

伊藤松雄 (いとう・まつお)
愛知県生まれ。京都大学大学院農学研究科中退後、外資系企業の生物学研究員を経て、2000年より四国学院大学教授。農学博士。著書に『里の植物観察記』(春風社)がある。

 

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