普仏戦争

籠城のパリ132日

  • 松井道昭/2013年7月
  • 3000円(本体)/四六判並製438頁
  • 装丁・レイアウト:矢萩多聞

戦争は突然やってくる。旧来型の戦争(王朝戦争)から現代型の戦争(国家戦争)への橋渡しとなった普仏戦争の発端から帰結までを詳細にたどり、戦争がもつ偶発性と普遍性を描き出す。
(ISBN 9784861103735)

◆横浜市立大学新叢書「発刊の辞

『神奈川新聞』(2013年8月18日)に、横浜市立大学学術研究会代表・中谷崇先生への取材記事が掲載されました。学術研究の成果紹介 横浜市大、「新叢書」を創刊

『朝日新聞』(2013年9月8日)「情報フォルダー」で紹介されました。

図書新聞』(2014年1月11日)で紹介されました。

『週刊文春』(2014年1月30日)の「私の読書日記」で紹介されました。書評者は鹿島茂氏です。

目次|contents

序論 なぜ今、普仏戦争なのか
第1編 原因
第2編 宣戦布告―集団的熱狂の綺想曲
第3編 アルザス=ロレーヌ戦線
第4編 メッス近郊戦
第5編 スダンの攻防
第6編 籠城のパリ
第7編 国防政府のジレンマ
第8編 パリ包囲は続く
第9編 終戦へ
第10編 講和条約とパリ=コミューン
第11編 敗戦処理
第12編 戦争の代価
第13編 ヨーロッパの戦後新体制
第14編 普仏戦争の軍事史的意義

著者|author

松井道昭(まつい・みちあき)
1943(昭和18)年、島根県出雲市大社町生まれ。横浜市立大学名誉教授(同大学1971~2009勤務)。横浜市立大学国際総合科学部非常勤講師、関東学院大学大学院経済学研究科非常勤講師。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学、社会学修士。大佛次郎記念館研究員(1978~2009)。『図録 漫画に見る普仏戦争・パリ=コミューン』大仏次郎記念会〔1981〕、『フランス第二帝政下のパリ都市改造』日本経済評論社〔1997〕、『独仏対立の歴史的起源―スダンへの道』東信堂〔2001〕。論文多数。

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