愉しみは最後に

二人のひどく不器用な自殺志願者の往復書簡

  • パトリス・ルコント、ダヴィッド・デカンヴィル(著)/桑原隆行(訳)/2014年10月
  • 1800円(本体)/四六変型判・上製・184頁
  • 装丁:コトモモ社

ゴミ回収車自殺、アヒルボート自殺、セザール彫刻式自殺…フランス映画の巨匠ルコントがつづる自殺をめぐるダメンズ小説!!
入院先で出会った二人の自殺志願者が、いかに奇抜で珍妙な自殺ができるか知恵をしぼってアイデアを競い合う。そしてとうとう再会したふたりは…。ルコントのイメージを覆すコミカルな小説!!
(ISBN 9784861104183)

 

著者|auteurs

パトリス・ルコント(Patrice Leconte)
フランスの映画監督。『レ・ブロンゼ』、『髪結いの亭主』、『橋の上の娘』など。近年はアニメーション映画『スーサイド・ショップ』や小説などの創作に励む。

ダヴィッド・デカンヴィル (David d’Equainville)
フランスのジャーナリスト。著書 Le Manifeste pour une journee reconductible, introduction a la procrastination

訳者|traducteur

桑原隆行(くわはら・りゅうこう)
福岡大学教授。著書に『フェティシズムの箱』(大学教育出版)。パトリス・ルコント『ショートカットの女たち』、『リヴァ・ベラ』、レイモン・ジャン『カフェの女主人』(春風社)など、現代フランス小説の訳書多数。

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する