マーガレット・オブ・ヨークの「世紀の結婚」

英国史劇とブルゴーニュ公国

  • 大谷伴子(著)/2014年9月
  • 2700円(本体)/A5判並製・230頁
  • 装丁:長田年伸

ヨーク家のマーガレットとは何者か?
シェイクスピアの歴史劇を世界経済と宮廷文化の視点から再読。
歴史のすき間に忘れ去られた王女マーガレットに注目する清新な論考!
(ISBN 9784861104190)

目次|indexs

第Ⅰ部 英国史劇を読み直す―国民国家産出のグローバルな過程
第1章 『ヘンリー5世』とブルゴーニュ公国の表象
第2章『ヘンリー6世』3部作における「兵力と資金の不足」
第3章ヨーク家の国王エドワード4世の結婚

第Ⅱ部 ブルゴーニュ公国と英国初期近代の政治文化
第4章 ヨーク家のマーガレットと「世紀の結婚」
第5章英国史劇『リチャード3世』の王国とロンドンのシティ
第6章英国史劇の変容と30年戦争

 

著者|author

大谷伴子 (おおたに・ともこ)
東京学芸大学教育学部講師。専攻は、初期近代イギリス演劇、現代イギリス文化。著書に『イギリス映画と文化政策――ブレア政権以降のポリティカル・エコノミー』(共編著、慶應義塾大学出版会、 2012)など。本作は初の単著。

 

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