ペリーと黒船祭

日米文化外交史

  • 佐伯千鶴(著)/2014年12月
  • 2200円(本体)/四六判上製・204頁
  • 装丁:江森恵子(クリエイティブ・コンセプト)

黒船にのってペリー提督がやってきた……
日本の港町で催される黒船祭を通じて文化の面から日米外交を見直す!
ペリー来航を祝って催され、草の根レベルでの文化外交モデルとなってきた黒船祭。両国政府と祭の関わり方を分析し、十九世紀末から今日までの日米関係史を再考する。

(ISBN 9784861104251)

 

目次より|indexes

第1章 日本人がペリーを好きになった理由―十九世紀末から一九〇五年
第2章 ペリーと日本―一九〇五年から戦争中
第3章 日米の文化外交におけるペリー百年記念祭の意義―戦後から冷戦期<一九四五年-一九五三年>
第4章 沖縄におけるペリー百年記念祭とアメリカの文化宣伝―戦後から冷戦期<一九四五年-一九五三年>
第5章 アメリカにおける日本イメージ―黒船祭と日米交流一五〇周年に向けて

 

著者|author

佐伯千鶴(さえき・ちづる)
歴史学博士。米国オクラホマ大学客員助教授を経て、現在、北アラバマ大学准教授。専攻は、日米関係史、文化外交。著書に、『冷戦期の日本におけるアメリカの文化宣伝政策』(メレンプレス)など。

 

 

 

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