映画はやめる
パトリス・ルコント、自作を語る
- パトリス・ルコント(著)/ユベール・プロロンジョ(聞き手)/桑原隆行(訳)/2015年3月
- 3800円(本体)/四六判上製・500頁
- 装丁:矢萩多聞
映画ファン必携の書。本邦初訳!
『髪結いの亭主』『橋の上の娘』そして新作『暮れ逢い』。
傑作を生み出しつづけてきた巨匠パトリス・ルコントが映画にかける思いをインタビュー形式で語る。
業界に入ったきっかけや、新たなジャンルへの意気込み、女優ヴァネッサ・パラディら共同作業者についてなど、その映画術と創作生活をふりかえる。
(ISBN 9784861104336)
★好評既刊★
『ショートカットの女たち』
『リヴァ・ベラ』
『愉しみは最後に』
目次より|table des matières
初めての映画から閉め出され
スプランディッドに救われて
ミシェル・ブランと三本はない
新しいことに移るための刑事もの映画
作家の誕生
三つの成功から三つの失敗へ
一度笑いものになってもいつまでも人から馬鹿にされるわけではない
…など
著者|auteur
パトリス・ルコント(Patrice Leconte)
フランスの映画監督。『レ・ブロンゼ』、『仕立て屋の恋』など喜劇から恋愛劇、アニメーション映画まで幅広く製作。近年では小説家としても活躍している。
聞き手|interrogateur
ユベール・プロロンジョ(Hubert Prolongeau)
フランスのジャーナリストにして作家。
訳者|traducteur
桑原隆行(くわはら・りゅうこう)
福岡大学教授。著書に『フェティシズムの箱』(大学教育出版)。『ショートカットの女たち』、『リヴァ・ベラ』などルコントの小説を邦訳し、国内に紹介している。