レリギオ
〈宗教〉の起源と変容
- 三上真司(著)/2015年7月
- 3000円(本体)/四六判並製390頁
- 装丁:矢萩多聞
religioに隠された秘密とは?
「宗教」を意味するreligion の語源であるラテン語「レリギオ」religio は本来何を意味したのか。
聖書、アウグスティヌスから、ニーチェ、アレントらの議論までをたどり、その謎に迫る。
(ISBN 9784861104527)
◆横浜市立大学新叢書「発刊の辞」
書評サイト「HONZ」で紹介されました
目次|contents
第1章 Religioの本来の意味と二つの極
第2章 Religioの原初の極―その起源と意義
第3章 家族「宗教」の消滅と一神教の生成
第4章 ディオニューソスあるいはreligioの分裂
著者|author
三上真司(みかみ・しんじ)
1958 年(昭和33)年生まれ。横浜市立大学国際総合科学部教授。主な著書・翻訳書に『もの・言葉・思考―形而上学と論理』(東信堂2007)、『正典の再構築』(彩流社2004)など。