
クリスマス・キャロル
- チャールズ・ディケンズ(著)/井原慶一郎(訳)/ソロモン・アイティンジ(挿絵)/2015年11月
- 1500円(本体)・変形上製・260頁
- 装丁:矢萩多聞
大人の読者のための『クリスマス・キャロル』
一年で一番楽しい日、クリスマス・イブ。
欲深い老人スクルージのもとに幽霊があらわれて……
炉端での幽霊話を念頭においた読みやすい語り口調で翻訳。
時代背景がよくわかる詳注と解説、
日本初紹介となるディケンズ公認のアメリカ版挿絵25点を加えた新訳決定版!
(ISBN 9784861104749)
日本図書館協会選定図書
★一部お読みいただけます→コチラ★
★「日経新聞」に取り上げられました(2015/12/13)→「活字の海で」
★「鹿児島経済新聞」に取り上げられました(2015/12/16)→「鹿児島大学教授が新訳 大人のための「クリスマス・キャロル」出版、読書会も」
★「図書新聞」に書評が掲載されました。評者は高山宏氏です(2016/1/30)→「まさに今のための本」
目次|indexes
Ⅰ マーレイの幽霊
Ⅱ 第一のクリスマスの精霊
Ⅲ 第二のクリスマスの精霊
Ⅳ 最後のクリスマスの精霊
Ⅴ これで万事終わり
訳者解説
著者|author
チャールズ・ディケンズ(Charles John Huffam Dickens)
1812-1870。イギリスの国民的作家。24歳のときに書いた最初の長編小説『ピクウィック・ペイパーズ』が大成功を収め、一躍流行作家になる。
代表作に『オリヴァー・トゥイスト』、『デイヴィッド・コパフィールド』、『二都物語』、『大いなる遺産』など。
挿絵画家| illustrator
ソロモン・アイティンジ(Solomon Eytinge)
1833-1905。アメリカの画家、イラストレーター。別名ソル・アイティンジ・ジュニア。
ニューヨークやボストンで発行された雑誌や文学作品の挿絵を多く手掛けた。
訳者| translator
井原慶一郎(いはら・けいいちろう)
1969年生まれ。鹿児島大学教授。専門は英文学、表象文化論。
著書に映画学叢書『映画とイデオロギー』(共著、ミネルヴァ書房、2015年)、訳書にアン・フリードバーグ著『ヴァーチャル・ウィンドウ/アルベルティからマイクロソフトまで』(共訳、産業図書、2012年)など。
Illustrator