一人の詩人と二人の画家

D・H・ロレンスとニューメキシコ

  • クヌド・メリル(著)/木村公一・倉田雅美・伊藤芳子(訳)/2016年4月
  • 4100円(本体)・A5判上製・480頁
  • 装丁:長田年伸/装画:浅妻健司

本邦初訳!
放浪の人生を送った小説家。ある画家が見た、ありのままの姿。

ロレンスと二人のデンマーク人の画家クヌド・メリルとカイ・ゲチェが、アメリカ南部を旅した際の回想録。
生身のロレンスを活写し、その創造的精神を明らかにする。
(ISBN 9784861104985)

★読売新聞(5/22)に書評が掲載されました。評者は出口治明氏(ライフネット生命会長兼CEO)です。
「D.H.ロレンスの素顔」

目次|indexes

序文
オルダス・ハックスリーのまえがき
第1部 タオス
第2部 デルモンテ牧場
第3部 再びタオスへ
第4部 カリフォルニア
訳者あとがき

著者|author

クヌド・メリル(Knud Merrild, 1894-1954)
デンマーク生まれの画家。代表作に『四の構成』(Composition of 4, 1922)がある。

訳者|translators

木村公一(きむら・こういち)
1946年生まれ。早稲田大学国際学術院・国際教養学部教授。国際日本学会(IAJS)会長、日本ヘンリー・ミラー協会理事、日本ロレンス協会員。
著書・訳書に『D・H・ロレンス事典』(共編訳、鷹書房弓プレス、2002)、『ロレンス 愛と苦悩の手紙―ケンブリッジ版D・H・ロレンス書簡集』(共編訳、鷹書房弓プレス、2011)、『ロレンスの手紙』(単著、正文社、2016)など。

倉田雅美(くらた・まさみ)
1947年生まれ。東洋大学文学部英語コミュニケーション学科教授。日本ロレンス協会評議員。
著書・訳書に、『ロレンス―人と文学(世界の作家)』(単著、勉誠出版、2007)、『ロレンス 愛と苦悩の手紙―ケンブリッジ版D・H・ロレンス書簡集』(共編訳、鷹書房弓プレス、2011)など。

伊藤芳子(いとう・よしこ)
1947年生まれ。元相模女子大学学芸学部メディア情報学科教授。訳書に『ロレンス 愛と苦悩の手紙―ケンブリッジ版D・H・ロレンス書簡集』(共編訳、鷹書房弓プレス、2011)など。

 

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する