カヌードスの乱

19世紀ブラジルにおける宗教共同体

  • 住江淳司(著)/2018年1月
  • 3200円(本体)/四六判上製272頁
  • 装丁:長田年伸

19世紀末、共和制への移行直後のブラジル。「救世主」アントニオ・コンセリェイロに率いられた農民たちは、バイーア州の奥地に千年王国的共同体を設立した。政府軍に対して人々は最後まで戦い、2万5千人が全滅した――
バルガス=リョサ『世界終末戦争』のモチーフとなった、ブラジル史上最悪の内戦の全貌を描く。
(ISBN 9784861105715)

目次|contents

序章
第Ⅰ部 宗教共同体としてのカヌードス
第1章 ブラジルにおけるメシアニズムの系譜―ドン・セバスチアン信仰からカヌードスの乱まで
第2章 救世主運動の虚像と実像―モンテ・マルシアーノ修道士の報告書とアントニオ・コンセリェイロの説教集から
第3章 コンセリェイロの運動に対する下級聖職者と民衆の態度
第Ⅱ部 民衆運動と教会・国家・地方ボス
第4章 カヌードス研究への新たな視点
第5章 カヌードスは共和国に対する叛乱であったか?―ザマ著『カヌードスの乱に関する実録を伴うブラジル共和国への請願書』
第6章 バイーア州における寡頭勢力の闘争―連邦制から中央集権体制への移行
第7章 リオ・デ・ジャネイロ陸軍省公文書館収蔵のカヌードス関係資料
終章

著者|author

住江淳司(すみえ・じゅんじ)
筑波大学大学院人文社会科学研究科歴史・人類学専攻修了。博士(文学)。名桜大学国際学群教授。名桜大学副学長(2016~2017年3月)を経て、現在学長補佐。

 

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