メディアとしてのミュージアム

  • 町田小織(編)/2021年3月
  • 2500円(本体)/四六判並製302頁
  • 装丁:矢萩多聞

「ミュージアムは覚醒する」樺山紘一(印刷博物館館長・東京大学名誉教授)
「つむぐ」「つくる」「つなぐ」「つどう」「つかう」という5つのキーワードをもとに、現代のミュージアムの在り方を再考する。
【東洋英和女学院大学社会科学研究叢書9】
(ISBN 9784861107399)

目次|contents

序章 メディアとしてのミュージアム(町田小織)
第Ⅰ部 メディアとしてのミュージアム―対話と共創の場
第1章 つむぐ 過去、現在、未来を司る運命の糸(町田小織)
コラム1 バルカン・バロック Balkan Baroque(1997)(町田小織)
第2章 つくる ハンセン病回復者が暮らす離島を「人権の島」に―国立療養所大島青松園にグランドオープンした社会交流会館(池永禎子)
コラム2 ダークツーリズム(町田小織)
第3章 つなぐ つながりに気づく場所(稲庭彩和子)
コラム3 あわい(町田小織)
第4章 つどう 世代・地域・文化を超えて(半田昌之)
コラム4 クロアチア地震とICOM(町田小織)
第5章 つかう 印刷博物館からのプロポーザル(樺山紘一)
コラム5 モニュメントの意味(町田小織)
第Ⅱ部 ミュージアムと国際社会―表現の自由、政策、プロパガンダ
第6章 展示のイデオロギー―表現の自由の葛藤(町田幸彦)
コラム6 サラエボ国立図書館(町田小織)
第7章 大日本帝国の「近代美術館」―徳寿宮と李王家美術館に見る「植民地主義的労働」(コウオジェイ マグダレナ)
第8章 ユーゴスラビアというパズル―旧ユーゴ内戦に関するミュージアムからみる記憶、想起、共感(町田小織)
第8章参考資料 「1995年~1996年の記憶」を記録した1999年を振り返る(町田小織)
終章 時空を超えて―「パンドラの箱」の彼方(町田小織)

編者|editor

町田小織(まちだ・さおり)
東洋英和女学院大学国際社会学部国際社会学科専任講師

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