対談集 春風問学

  • 春風社編集部(編)/2021年10月
  • 1800円(本体)/四六判並製320頁
  • 装丁:南伸坊

セキュラーなもろもろを離れ学のよろこびを
2012年より春風社で行ってきた対談を集成し、における学の意義と出版のあり方を問う。

対談者一覧
池内 紀(ドイツ文学者、エッセイスト)、長田 弘(詩人)、平尾 隆弘(文藝春秋元社長)、中条 省平(フランス文学者、学習院大学文学部教授)、橋本 照嵩(写真家)、佐々木 幹郎(詩人)、桂川 潤(装丁家)、横須賀 薫(教育学者、宮城教育大学・十文字学園女子大学名誉教授)、鈴木 哲也(京都大学学術出版会専務理事長)、馬渡 元喜(図書新聞元役員)、大嶋 拓(映画作家)、上野 勇治(港の人代表取締役)、石渡 博明(「安藤昌益の会」事務局長)、朝岡 和俊(朝岡鍼灸院院長)、畑野 文夫(講談社インターナショナル元代表、正知会代表)、吉原 直樹(社会学者、東北大学名誉教授)、末松 裕基(教育学者、東京学芸大学准教授)、生澤 繁樹(教育学者、名古屋大学准教授)、橋本 憲幸(教育学者、山梨県立大学准教授)、三浦 衛(春風社代表取締役社長)

(ISBN 9784861107689)

目次|contents

対話はよろこび、学を問いつづけて(はじめに)
池内紀の読書会 人生は引き算、本は足し算(池内紀×三浦衛)
長田弘の読書会 もっと本を読もう(長田弘×三浦衛)
「本を読む、書く、出版する」よもやま対談(平尾隆弘×三浦衛×中条省平)
北上川という宇宙 3・11以前の「日常」をめぐって(橋本照嵩×佐々木幹郎×桂川潤×三浦衛)
文は人(池内紀×横須賀薫×三浦衛)
「本は物である」考(桂川潤×三浦衛)
学術書の未来 学術書の出版はどこへ向かうのか(鈴木哲也×三浦衛×馬渡元喜)
教育・学問の原点 鎌倉アカデミアに学ぶ(大嶋拓×三浦衛)
本づくりの根 赤羽―鎌倉―桜木町(上野勇治×三浦衛)
「学ぶ」について 昌益の学び、昌益に学ぶ(石渡博明×三浦衛)
知識と経験と勘 鍼灸の世界(朝岡和俊×三浦衛)
叡智の人 森田正馬にきく 森田療法の誕生(畑野文夫×三浦衛)
「ソコカラ ナニ ガ ミエル?」 都市をめぐって(吉原直樹×三浦衛)
「悪の凡庸さ」とリーダーシップ 『教育のリーダーシップとハンナ・アーレント』をめぐって(末松裕基×生澤繁樹×橋本憲幸×三浦衛)

書評・紹介

『対談集 春風問学』が『秋田魁新報』で紹介されました。

 

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