インド ムガル皇帝の肖像
ムガル細密画の光り輝く世界
- 宮原辰夫(著)/2022年1月
- 3500円(本体)/A5判並製228頁
- 装丁:矢萩多聞
ムガル皇帝一族の繁栄と没落の絵巻物語
ムガル帝国はアフガニスタンのカーブルからはじまる――かれらはインドの地に何を残したのか?
皇帝の回想記や欧州の旅行家・宣教師たちの旅行記を通して細密画を検証し、16~17世紀のムガル皇帝とその一族の栄枯盛衰を描く。
(ISBN 9784861107719)
目次|contents
序章 ローディー朝 最後のスルターン イブラーヒーム・ローディー
第1章 初代皇帝 バーブル
第2章 第2代皇帝 フマーユーン
第3章 第3代皇帝 アクバル
第4章 第4代皇帝 ジャハーンギール
第5章 第5代皇帝 シャー・ジャハーン
第6章 第6代皇帝 アウラングゼーブ
著者|author
宮原辰夫(みやはら・たつお)
文教大学国際学部教授。慶應義塾大学博士(法学)。専門は政治学・地域研究(南アジア)。著書に『イギリス支配とインド・ムスリム』(成文堂)、『インド・イスラーム王朝の物語とその建築物』(春風社)、『ムガル建築の魅力―皇帝たちが築いた地上の楽園』(春風社)、『講義 政治学入門―デモクラシーと国家を考える』(春風社)、共訳書に『イスラームと民主主義』(成文堂)、など。