『一九四〇年代素人演劇史論』の書評が『社会教育学研究』に掲載されました

『社会教育学研究』第58巻(日本社会教育学会編/2022年6月)に、小川史著『一九四〇年代素人演劇史論―表現活動の教育的意義』の書評が掲載されました。評者は新藤浩伸先生(東京大学)です。「戦時下の活動の断罪に傾きがちとなる戦時文化の研究にあって、本書は当時の史料以上の評価には禁欲的である……当時の活動が後世に遺したものを直視する点において、本書は優れている」

◆日本社会教育学会>日本社会教育学会ジャーナル『社会教育学研究』>第58巻目次
https://www.jssace.jp/publication

◆書評は下記J-STAGEでもご覧になれます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssace/58/0/58_131/_article/-char/ja/

『19世紀フランスにおける女子修道院寄宿学校』の書評が『教育史学会紀要』に掲載されました

『日本の教育史学 教育史学会紀要』第65集(教育史学会編/2022年10月)に、山内由賀著『19世紀フランスにおける女子修道院寄宿学校』の書評が掲載されました。評者は尾上雅信先生(岡山大学)です。「女子修道院寄宿学校を正面から取り上げ、その教育実態を解明した本書は、宗教を根幹とした、その教育を形作った人々に固有かつ共和派に対抗し得る教育の倫理を析出する」