『1960s 失踪するアメリカ』の書評が『日本近代文学』に掲載されました
日本近代文学会編『日本近代文学』第110集(2024年5月)に、大場健司著『1960s 失踪するアメリカ―安部公房とポール・オースターの比較文学的批評』の書評が掲載されました。評者は坂堅太先生(就実大学)です。「実存主義(特にサルトル)の受容や六〇年代の同時代言説との照応、そしてアメリカ文学との相互交通という観点から展開される読解を通じて本書が提起するのは、「アナキスト」としての安部の姿である」
日本近代文学会編『日本近代文学』第110集(2024年5月)に、大場健司著『1960s 失踪するアメリカ―安部公房とポール・オースターの比較文学的批評』の書評が掲載されました。評者は坂堅太先生(就実大学)です。「実存主義(特にサルトル)の受容や六〇年代の同時代言説との照応、そしてアメリカ文学との相互交通という観点から展開される読解を通じて本書が提起するのは、「アナキスト」としての安部の姿である」