『日中戦時下の中国語雑誌『女声』』の書評が『日本文学』に掲載されました
『日本文学』第73巻(2024年10月)に、山﨑眞紀子、江上幸子、石川照子、渡辺千尋、宜野座菜央見、藤井敦子、中山文、姚毅、鈴木将久、須藤瑞代著『日中戦時下の中国語雑誌『女声』―フェミニスト田村俊子を中心に』の書評が掲載されました。評者は木田隆文先生(奈良大学文学部教授)です。「本書の功績は、俊子に付きまとった「官能」的作家象を払拭し、交戦国同士の女性の連帯を目指した「フェミニスト」としての姿勢を鮮明に打ち出したことであろう」