『文化的に生きる権利』の書評が『音楽芸術マネジメント』に掲載されました

『音楽芸術マネジメント』第14号(日本音楽芸術マネジメント学会編/2023年3月)に、中村美帆著『文化的に生きる権利―文化政策研究からみた憲法第二十五条の可能性』の書評が掲載されました。評者は韮澤弘志先生(昭和音楽大学)です。「憲法第25条の「文化」について正面から取組み、憲法の成立過程や生存権の歴史も深く研究し、同条の「文化的」という文言が重要な意味を持つことを明らかにした意義は大きい。常識とされてきた解釈が別の意味を持ちうることを実証的かつ論理的に証明したともいえる」

『現代日本農業論考』の書評が『農業経済研究』に掲載されました

『農業経済研究』第94巻第4号(日本農業経済学会編/2023年3月)に、小川真如著『現代日本農業論考―存在と当為、日本の農業経済学の科学性、農業経済学への人間科学の導入、食料自給力指標の罠、飼料用米問題、条件不利地域論の欠陥、そして湿田問題』の書評が掲載されました。評者は小池(相原)晴伴先生(酪農学園大学)です。「飼料用米政策の特徴や問題点を明らかにして改善策を提示するとともに、飼料用米をめぐって混乱した状況を解消する方法論を提示し、これを農業経済学の方法論一般に応用しようという試み」