ロマンとしてのスポーツ 

ロマンとしてのスポーツ

  • 加藤元和/2002年10月
  • 2200円(本体)/四六判・上製・300頁

スポーツの醍醐味は、知的快楽だ!スポーツは恋愛に似ているか?ゲームとスポーツはどこが違うのか?武士道とスポーツマンシップの相違点は? スポーツ史から見た人間の <あそぶ>を追求する初めてのスポーツ文化エッセイ集。
日本図書館協会選定図書
(ISBN 4921146543)

目次|indexs

○スポーツとは楽しみの意味
○羊飼いはバットとボール好き
○十字軍とテニスの意外な関係
○ゴルフに取りつかれた男たち
○漫画とスポーツ
○武士道としてのスポーツマンシップ
○一球のエレジー
○現代スポーツという矛盾

著者|author

加藤元和(かとう・もとかず)
スポーツ史家。京都教育大学名誉教授。
東京教育大学体育学部卒業。ドイツ体育大学ドクターコース中退後、東京大学大学院博士課程教育学研究科修了。大阪体育大学教授、金沢大学教育学部教授、京都教育大学教授を歴任。現在、大阪体育大学短期大学部特任教授。
日本体育学会理事、評議員、同体育史分科会会長を歴任。
同人誌『石頭』を二十数年にわたり主宰。

担当編集者から

歌人でもある加藤先生の雅号は石頭太郎。本書にも数首収録してます。(山)

 

この本を注文する

〔品切重版未定〕

大地にしがみつけ―ハワイ先住民女性の訴え

大地にしがみつけ

ハワイ先住民女性の訴え

  • H.K.トラスク著・松原好次訳/2002年7月
  • 2800円(本体)/四六判・370頁

観光客よ、ハワイにはもう来るな! 土地や言葉を奪われたハワイ先住民が、アメリカ帝国主義を批判し、文化の売春を強いる観光産業を糾弾。先住民復権運動の最前線にいる著者が、先進国の傲慢さを鋭く斬る!
(ISBN 4921146500)

推薦の言葉

観光客よ、ハワイにはもう来るな!
ハワイ先住民の怒りは、深く激しい。先住民の破滅に手を貸し、「文化の売春」を強要しているのは、観光客だからだ。ハワイを侵略して幻想の楽園に仕立て上げたアメリカと、それに悪ノリしている日本人の罪は重い。
―本多勝一(ジャーナリスト)

目次|indexs

第1部 楽園ではないハワイ
第1章 先住民の娘から
第2章 白人よ、「われわれ」とは誰のこと?
第3章 愛らしいフラ・ガールの手―観光産業と先住ハワイ文化の身売り
第2部 「白人大学」のハワイ先住民
第1章 ハワイ大学における人種差別―個人的かつ政治的な見解
第2章 人種差別主義と学問の自由
第3章 先住民学生の連帯―ハワイ大学の場合
第3部 先住民から見たハワイの歴史
ハワイ王朝転覆の真相
第4部 主権を求めて
第1章 先住ハワイ民族と人権
第2章 太平洋諸島の政治―帝国主義と先住民族の自決
第3章 新しい世界秩序
第5部 大地にしがみつけ
第1章 ハワイ先住民のナショナリズム
第2章 女性の力と主権回復運動
第3章 新植民地主義と先住民族

著者|author

ハウナニ=ケイ・トラスク
ハワイ大学教授。アメリカ合衆国本土のウィスコンシン大学で政治学の博士号を取得後、ハワイ大学のアメリカ研究学科を経て、現職に就く。ハワイ王国転覆の経緯を描いたドキュメンタリー・フィルムの制作にあたっては、プロデューサー兼脚本家として参画。ハワイ先住民運動指導者の一人として、国内国家を目指した主権回復運動に取り組んでいる。

訳者|translator

松原好次(まつばら・こうじ)
湘南国際女子大学短期大学教授。専門は言語社会学、特に先住民族言語の復権運動。
著書に『Indigenous Languages Revitalized?』(春風社)、『グローバル・コミュニケーション論』(ナカニシヤ出版、共著)。

担当編集者から

トラスク教授に原書の構成変更を願い出たが、最初は断られる。再度、日本語版編集意図をメールして、快諾。トラスク教授も絶賛の装丁は、矢萩多聞さん。[-山岸-]

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

絶対無と神―京都学派の哲学

絶対無と神

京都学派の哲学

  • 小野寺功/2002年5月
  • 4600円(本体)/A5判・372頁

西田幾多郎、田辺元、西谷啓治…。日本でただひとつ、独創的な体系を築き上げた京都学派を読み直し、キリスト教との接点をさぐる著者畢生の大著。
(ISBN 4921146470)

推薦の言葉

真剣に生きようとする人にとって必須の書である。この書に論じられている内容は単なる流行思想ではなく、最高最深の問題である。すなわち人がそれによって生きそれによって死ぬ人生の究極の支えを問うことだからである。
―鈴木亨(元大坂経済大学学長・哲学)

目次|indexs

I Philosophia Spiritualis
日本的霊性とキリスト教
西田幾多郎とキリスト教
キリスト教と場所的論理
II Topos Trinitatis
田辺元と『キリスト教の弁証』
イデアリスム・絶対無・神―波多野宗教哲学の理念
宗教における人格性と非人格性―西谷啓治の宗教哲学
トポロジー哲学と三位一体論―逢坂元吉郎の神学思想
三位一体の場所と響存的世界―鈴木亨の哲学
インマヌエルと三位一体の場所―西田哲学と滝沢神学
神の痛みと無の論理―北森神学と西田・田辺哲学
神学と哲学の間で―武藤一雄と聖霊論
III Theologia Spiritualis
聖霊神学序説―信と覚をめぐって

著者|author

小野寺功(おのでら・いさお)
上智大学大学院哲学研究科修了。清泉女子大学名誉教授。著書『聖霊の神学』『絶対無と神 京都学派の哲学』『大地の文学 [増補]賢治・幾多郎・大拙』『大地の哲学』『大地の神学―聖霊論』、『キリスト教は仏教に何を学べるか』(共著)など。

担当編集者から

ごつごつした岩のような原稿を(笑)、死ぬ気で校正した内藤超入魂の一冊。もちろん小野寺先生も入魂! 先生曰く「ノーベル賞級の名著!」[-内藤-]

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

新井奥邃著作集 全九巻

新井奥邃著作集 全九巻

いかなる肖像も許さず、ひたすらキリスト教の道を履み、明治・大正人に静かに、圧倒的に深い影響を与えた新井奥邃の著作を新編集で送る。現存の原稿類を参照し、奥邃の手になる元版を忠実に再現。読みやすさも配慮して新字体で組んだ。『奥邃広録』を超える原典による決定版!


第一巻

手稿本 奥邃小言/読者読/光瀾之観/十二言及他二三篇/INWARD PRAYER AND FRAGMENTS/SECOND BOOK OF FRAGMENTS

  • 工藤正三・コール ダニエル 共編
  • 2002年4月/6500円(本体)/A5判・480頁
  • ISBN 4921146489

第二巻

信感(一九〇四年刊)[推定]/信感(一九〇五年刊)[推定]/刊本 奥邃語録(一九〇六年刊)[推定]/奥邃語録 謙(一九〇六年、十一月刊)[推定]/奥邃語録(一九〇七年、一月刊)/奥邃語録(一九〇七年、三月刊)/奥邃語録(一九〇七年、五月~八月刊)/奥邃語録(一九〇七年、十月~十一月刊)

  • 工藤正三・コール ダニエル 共編
  • 2000年7月/6500円(本体)/A5判・624頁
  • ISBN 4921146136

第三巻

奥邃語録(一九〇八年一月~一九〇九年十二月刊)

  • 工藤正三・コール ダニエル 共編
  • 2000年12月/6500円(本体)/A5判・696頁
  • ISBN 4921146209

第四巻

奥邃語録(一九一〇年一月~十月刊)

  • 工藤正三・コール ダニエル 共編
  • 2001年4月/6500円(本体)/A5判・578頁
  • ISBN 4921146276

第五巻

草稿 投火艸一(一九一一年一〇月写了)/草稿 投火艸二(一九一一年一〇月写了)/草稿 投火艸三(一九一一年一一月写了)/草稿 投火艸四(一九一一年一一月草了)/草稿 投火艸五(一九一一年一一月草了)/草稿 投火艸六(一九一一年一二月草了)/草稿 投火艸七(一九一二年三月了)/大学或問抄 同志家訓(一九一二年刊)/家訓補(一九一二年刊)/名実閑存(一九一三年刊)

  • 工藤正三・コール ダニエル 共編
  • 2001年8月/6500円(本体)/A5判・484頁
  • ISBN 4921146322

第六巻

静間読/進小録/再言録/再復言/不求是求/自読低階

  • 工藤正三・コール ダニエル 共編
  • 2001年12月/6500円(本体)/A5判・536頁
  • ISBN 4921146411

第七巻

難録 其一/難録 其二/難録 其三・四/二十二葉 別葉三附/大和会読中/参伍録立信記/子供会へ/信/旧之暮/天賜我根使我播植培養。…/奉祷/予死せる時に対し友に望むの書

  • 工藤正三・コール ダニエル 共編
  • 2002年10月/6500円(本体)/A5判・632頁
  • ISBN 4921146535

第八巻

本巻に登場する人々……
高野孟矩、大童信太夫、内藤湖南、西川光ニ郎、永島与八、押川方義、三宅雪嶺、植村正久、富田鉄之助、永島忠重、福島四郎、井口喜源治、住谷天来、土井晩翠、布施現之助、佐藤政次郎、横井時雄、山川丙三郎、青柳有美、石井勇、内村鑑三、増田義一、野口米次郎、海老名弾正、田中正造、松村介石、中村秋三郎、小寺徳、中村千代松、宮崎安右衛門、陸羯南、島田宗三、小山東助、山方石之助、横山健堂、萩原守衛、内ヶ崎作三郎、巌本善治、石田友治、十文字信介、渡辺英一、他

  • 工藤正三・コール ダニエル 共編
  • 2003年10月/6500円(本体)/A5判・716頁
  • ISBN 4921146845

第九巻

戊辰戦争前の論稿/「奥羽越列藩軍務総督等。謹告」/無題〔『論語』評釈〕/無題〔小野・新井ニ君を送る詩〕/「東海之浜有奇男子」/新井奥邃関係書簡/佐藤在寛『門前晩語』/岡通『いのちを愛して』/『日吉城一郎文集』中・下/島田宗三『田中正造翁余禄』下/川合義信『我が前に歩みて』/大山幸太郎『大山幸太郎自伝』/『田中正造全集』にみる新井奥邃

  • 工藤正三・コール ダニエル 共編
  • 2004年12月/6500円(本体)/A5判・716頁
  • ISBN 4921146934


 

衣笠澤子の世界―押花・野の花の饗宴

衣笠澤子の世界

押花・野の花の饗宴

  • 衣笠澤子/2002年3月
  • 2381円(本体)/A4判・72頁

芸術に魅せられた類まれな才能が「押し花作品集」として結晶化した。どの作品も見るものの心を和らげる。寺に嫁いだ時間のなかで熟成された作品は独特の陰影と安らぎを創造している。
(ISBN 4921146438)

著者|author

衣笠澤子(きぬがさ・さわこ)
1930年岡山県に生まれる。幼少より筝曲、仕舞、書道、茶道等をたしなむ。普門院住職と結婚後、子育てをしながら音楽・書道・手芸教室を開く。病に倒れた後も芸術への思い絶ちがたく、押し花をはじめ、染色、俳画、刺繍、ポーセラーツなど精力的に創作を続けている。

担当編集者から

作者の衣笠さんはとてもチャーミングな女性。寺に嫁いでからの精神の遍歴が押花作品となって開花した。「お母さんの押花を見ると元気が出る」とのお嬢さんの印象を誰もが持つと思う。[-三浦-]

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

青い目のお人形―横浜に舞い降りて

青い目のお人形

横浜に舞い降りて

  • ささきやすえ/2002年2月
  • 1000円(本体)/変形判・上製

あたりのすべてを隠してしまう
なんだか悲しい色でもあります

あなたは白に隠れたままで
息をひそめてうずくまり
次の季節を待つのでしょうか

季節の移ろい、人や物との出会い・別れをイメージ豊かに活写。女性であることのせつなさ、あふれる思いのおもむくところ―
(ISBN 4921146454)

目次|indexs


風―秋から冬へ

著者|author

ささきやすえ
横浜市在住。身近な出来事に触発されて浮かんでくる言葉を大切にしたいと考え、数年前から書きためた詩、散文が段ボール一箱分にも。本書が処女詩集。

担当編集者から

しゃれたお店のオーナー、ささきさん。お会いするときの楽しみの一つは、その日のファッション。いつもキメてます。(山)

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

魚と水―ある天才宗教家霊的体験の記録

魚と水

ある天才宗教家霊的体験の記録

  • 勝又正三 著・瀬上正仁 編/2001年12月
  • 2500円(本体)/四六判・272頁

いま明かされる天才宗教家・勝又正三の驚異の前半生。師が亡くなって21年。敬愛する人が後を絶たない。『ユング自伝』にも匹敵する興味尽きない稀有の記録は、真実のみが持つ迫力に満ちている。著者の愛弟子・瀬上正仁氏の、詳細にして愛情あふれる解題付。
(ISBN 492114642X)

目次|indexs

著者・序
編者・序
第一章 求神録
人間の本能は神を求める/光る玉/天理教会の大祭日/聖書との出会い/スウェーデンボルツとサンダー・シング/光の柱/自殺未遂/最初の幻/わが師、わが友/二つの異象/発心、そして挫折/謎の樵、そして新たなる旅立ち
第二章 「いのち」を求めて(筑波山修験道入門)
筑波山へ/新義真言宗 千日道場/しどきのゴマ和え/入山~最初の入門試験/(付)「雷神」の意義/蝦蟇の岩戸~この命、何ものぞ/第二の入門試験/竹馬の蝦蟇と滝夜叉姫/天地創造の第三日/天使の守護/天狗さんと味噌/筑波仙人/弘法大師直筆の秘巻と禅問答/問答に勝って/第三の入門試験終わる/死の決定/勘当息子/二銭銅貨~我、いのちを見たり/愛の芸術/人はパンのみにて生きるにあらず/水瓶宮時代の黙示
第三章 道に在りて、悟りに非ず(筑波山麓修行日記)
序/一、杖と袋と聖書/二、筑波仙人の死/三、水風呂/四、木賃宿の思い出/五、嵐の夜の奇跡/六、ふとまにのまにまに/七、愛は死線を越えて/八、道に在りて、悟りに非ず
第四章 日本の国を導き給う神(中部千島派遣、勲部隊の奇跡)
大東亜戦争/二度目の召集と「日蓮丸」の悲劇/釧路から中部千島へ/勲部隊と佐野虎太師団長/戦争の行方/神と語る/大亀と白滝/(付)現代文明への警告/終戦の預言/転進作戦/暗殺計画/嵐のオホーツク海へ/稚内神社に籠もる/ソ連参戦の預言/神響とどろく/八月一五日 終戦/新道に隠れたる真神
解題
勝又正三師の戦争体験/勝又正三師の後半生/勝又正三師のスウェーデンボルグ神学/勝又正三師の「日本・ユダヤ同祖論」/スウェーデンボルグのユダヤ・キリスト教史観/スウェーデンボルグの「古代教会」の教説と日本の神道/日本の宗教史におけるスウェーデンボルグ神学の伏流
おわりに

著者|author

瀬上正仁(せのうえ・まさひと)
昭和29年宮城県塩釜市生まれ。現在、上杉にある宮城中央病院の副院長。高校時代から神道家の勝又正三師に師事し、師亡き後は「魚と水の会」を「愛光会」と改称して継承。医業のかたわら神道を主体とした東洋思想とスウェーデンボルグ神学との関連を調べている。JSA(日本スウェーデンボルグ協会)運営委員。

担当編集者から

『明治のスウェーデンボルグ』の著者、瀬上正仁氏が師、天才宗教家勝又正三の前半生をまとめた。火の玉のエピソードからして凄い![-三浦-]

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

アメリカ女子高等教育史―その成立と発展

アメリカ女子高等教育史

その成立と発展

  • 村田鈴子/2001年11月
  • 2500円(本体)/四六判・216頁

制度成立の歴史的事実と、そこに登場する先駆的教育者たちの果たした役割を追いかけるはじめての書。アメリカ女子高等教育の成立から発展までを通覧する。
(ISBN 4921146365)

目次|indexs

第一章 植民地時代の女子教育
第二章 女子中等教育
第三章 女子教育の先駆者たち
第四章 19世紀における女子高等教育
第五章 女子高等教育の発展
第六章 第二次世界大戦後の発展
第七章 1980年代から1990年代にかけての発展
第八章 女子大学の存在意義

著者|author

村田鈴子(むらた・すずこ)
1930年京都生まれ。奈良女子大学文学部卒業後、京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。現在、龍谷大学国際文化学部教授。群馬県立女子大学名誉教授。
著書に『私学と女子教育』(昭和堂)、『アメリカの教育』(信山社)など。

担当編集者から

女性の著者ならではの綿密な下調べ。地道だがいい本になった。[-内藤-]

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

教育亡国を越えて

教育亡国を越えて

  • 小野四平/2001年10月
  • 2200円(本体)/四六判・292頁

日本の学校に再生の道はあるか―教育哲学者・林竹二は生前、日本の学校は水俣の海になってしまったと喝破した。林と共に大学改革に身を挺し、学問とは、教育とは、学校とは何かを真摯に問い続けてきた著者が、林の悲願にこたえるため、ひたすら前進することを願った渾身の回答!
(ISBN 492114639X)

目次|indexs

「教師の教師たちの学校」で
子どもが見えなくなってしまった
教師もふりまわされていた
もはや「学校病理」ではない
もう「学校解体」が始まっている
「学校」が喪ってきたもの
「教育大学」は必要なのか
「教育亡国」の淵から
「仕事への愛と生徒への愛とを」

著者|author

小野四平(おの・しへい)
1933年、宮城県生まれ。東北大学文学部中国文学科を卒業。宮城教育大学教授を経て、現在は奥羽大学文学部教授。文学博士。
著書・訳書に『中国近世における短編白話小説の研究』(評論者)、『韓愈と柳宗元 唐代古文研究所説』(汲古書院)、『小百合花園・園丁ノート』(白帝社)など。

担当編集者から

故・林竹二の名著『教育亡国』の衣鉢を継ぐ労作。この国における学校教育の現状と問題点をつぶさに描き、混沌を越え出る方策を模索している。[-三浦-]

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

「IT革命」講義

「IT革命」講義

  • 能塚正義・川村洋次 共編/2001年10月
  • 1800円(本体)/A5判・302頁

高められた情報力により、人と人との関係が変わりはじめた。いま、新しいステージへ。図とホームページ画面でイメージ豊かに解説!
(ISBN 4921146381)

目次|indexs

第1部 「IT革命」とは何か
第1章 IT革命の発展と社会の変化 川村洋次
第2章 「IT革命」の主役、インターネット 能塚正義

第2部 ITによる経営システムの革新
第3章 ITによる企業情報システムの革新 能塚正義
第4章 ITによる企業間取引の革新―BtoBの拡大― 能塚正義
第5章 ITによる物流システムの高度化 金井優枝
第6章 生き残りをかける中小企業 深瀬澄
第7章 ITによる企業―消費者間取引の革新―BtoCの拡大― 川村洋次
第8章 インターネット銀行の登場 川村洋次
第9章 ITによるコンビニ革新 金井優枝
第10章 新しい情報サービス産業の台頭 川村洋次
第11章 ITによる企業マネジメントの革新 能塚正義
第12章 ナレッジ・マネジメントの展開 川村洋次

第3部 経営システムを支援する社会経済システムの課題
第13章 政府のIT施策と「知識創発型社会」 東郷久
第14章 地域におけるITの活用 能塚正義
第15章 学びと教育におけるITの活用 能塚正義
第16章 電子商取引関連法の現状と課題 木村惇
第17章 消費者保護の現状と課題 木村惇
第18章 「IT革命」と私たち―「IT革命」をどう見るか― 能塚正義

著者|author

川村洋次(かわむら・ようじ)
1960年生まれ。大阪経済法科大学経済学部助教授。
能塚正義(のうづか・まさよし)
1947年生まれ。大阪経済法科大学経済学部教授。

担当編集者から

装画は長野亮之介さん。IT革命の根底にあるのは「人と人とのふれあい」であることを表現してもらいました。[-山岸-]

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する