現代仏蘭西語教本

現代仏蘭西語教本

  • 小出龍太郎/2003年4月
  • 2200円(本体)/造本・並製・126頁

(ISBN 4921146683)

著者|author

小出 龍太郎(こいで・りゅうたろう)
1952年9月生まれ。1977年3月京都外国語大学大学院フランス語学科修士課程修了。現在、大阪芸術大学短期大学部助教授。

 

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ヨーロッパの教育現場から―イギリス・フランス・ドイツの義務教育事情

ヨーロッパの教育現場から

イギリス・フランス・ドイツの義務教育事情

  • 下條美智彦/2003年4月
  • 2000円(本体)/四六判・228頁

安易な制度改変へ警鐘を鳴らす! 西欧の義務教育最前線リポート。授業崩壊から再生(英)、週四日制試行(仏)、学習塾のないドイツの補習授業等を行政の立場から詳述。
(ISBN 492114673X)

目次|indexs

第一章 イギリスの学校教育
イギリスの教育体系の特色
総合的学習の源流オックスフォードシャーの制度
名門私立パブリック・スクールの威力
学力向上をめざすナショナル・カリキュラムと教育の質
根強い選抜校対無選抜校の対立
授業崩壊の再生に学ぶ
イギリス学校現場の素描
ブレア第二次内閣の教育政策から
第二章 フランスの学校現場
フランス学校暦にみるゆとり
フランス学校教育の基調にあるもの
小学校・コレージュの新学習指導要領を読む
後期中等教育リセの刷新
教育の機会均等への取り組み
フランスの学校現場の素描
バカロレア合格率80パーセントの目標
第三章 ドイツの学校教育
ドイツの教育体系の特色
各州文部大臣会議
複雑で厄介なドイツ地方行政単位
宗教の授業は公立学校も必修
公立初のエリート養成ギムナジウムの誕生
ドイツのユニークな私学教育
ドイツの学校現場
小中学校長・教師は地方議会議員として活躍

著者|author

下条美智彦(しもじょう・みちひこ)
早稲田大学大学院政治学研究科修了。1992年からヨーロッパ各国の行政制度、教育制度、教育現場などを実証的に研究するため、主要11カ国を回る。著書に『イギリスの行政』『フランスの行政』『ベネルクス三国の行政文化』(いずれも早稲田大学出版会)。現在、国士舘大学客員教授。

担当編集者から

手書きだけど、原稿用紙の升目にきちんとした文字。一字アキ、小見出しの番号もきちんと通っている。著者校正も早い。しかも、来社されるときに、とびきりおいしいケーキを持ってきてくださる。いい先生![-山岸-]

 

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恋愛科学的就職内定術

恋愛科学的就職内定術

  • 藤田徳人・唐沢明/2003年3月
  • 1200円(本体)/A5判・並製・220頁

好きな相手のために時間を多く使うほど、相手からは好かれないという法則,「質問は?」は「いい足りなかった自己PRは?」という面接官からの救いの手,などなど、超わかりやすくてタメになる初の恋愛+就職セッションマニュアル! 恋人も内定もラクしてゲット!ものぐさでいいんです。88のキーワードであなたも恋と就職の達人に。
(ISBN 4921146713)

目次|indexs

Chapter.1 むかしの自分を知る
Chapter.2 いまの自分を知る
Chapter.3 アプローチのまえに
Chapter.4 会った相手は逃さない
Chapter.5 これはピンチ!の脱出方法

著者|author

藤田徳人(ふじた・なるひと)
整形外科医。ヒューマン・サイエンシスト。順天堂大学医学部卒。TBS系ワンダフルの「恋愛科学研究所」コーナーを企画・出演し話題をよぶ。
唐沢明(からさわ・あきら)
就職コンサルタント、大学講師「5時から作家塾」塾長、作家、ラジオパーソナリティーなどとして超多忙の日々を送る。学生時代、26社の内定を獲得、「日本一の内定王」との異名をとる。

担当編集者から

ふだんと全然違うノリの原稿に大苦戦。でも、楽しい本になりました。姓名判断占いまでついてます。笑(内)

 

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乱読すれど乱心せず―ヤスケンがえらぶ名作50選

乱読すれど乱心せず

ヤスケンがえらぶ名作50選

  • 安原顯/2003年3月
  • 1800円(本体)/四六判・簡易フランス装・336頁

・安原さんと話すのは楽しかった(村上龍)
・ずっと変わらないすてきな人でした(よしもとばなな)
・天才ヤスケン最期の檄文ここにあり(田中康夫)
表現行為とは時に、それに触れるや発狂するやもしれぬ猛毒であり、人生、生存とは他者を犠牲にし、時には他者を殺すことでもある(本文より)
表層的な癒しや安っぽい感傷に満ちた小説などいらぬ! 天才ヤスケンが、人を狂わせるパワーを秘めた真の傑作を求め大作家たちの旧著を再読。
登場する作品:
村上龍 『コインロッカー・ベイビーズ』
村上春樹 『1973年のピンボール』
武田泰淳 『富士』
吉行淳之介 『暗室』
宇野千代 『おはん』
中上健次 『蛇淫』
小沼丹 『椋鳥日記』ほか。
日本図書館協会選定図書
(ISBN 4921146675)

著者|author

安原顯(やすはら・けん)
1939年、東京生まれ。早稲田大学仏文科中退。『パイディア』『海』『マリ・クレール』『リテレール』などの副編集長、編集長を経て、97年フリーに。2000年よりオンライン書店bk1「文芸サイト」編集長。また、CS衛星ラジオPCM放送で「ヤスケンのギンギン・ニューディスク」のDJをつとめていたが、2002年10月、bk1の「編集長日記」で、肺がんで余命1か月と宣告されたことを公表。入院を拒否し自宅にて精力的に執筆活動を続けたが、2003年1月20逝去。

担当編集者から

1月8日の電話。 「もうムリだから、あとのことはよろしく頼むよ」翌日、あとがきのテープが送られ、10日後、安原さんは眠るように息を引きとられました。誇張なしに、命を削って書かれた「ヤスケン最期の檄文」。ぜひ読んでください。絶対感動します。(内)

 

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待つしかない、か。―二十一世紀 身体と哲学 

待つしかない、か。

二十一世紀 身体と哲学

  • 木田元・竹内敏晴/2003年2月
  • 2200円(本体)/四六判・269頁

丁々発止の対論― 本当に「人間にできることは何もない」のか―。哲学と演劇、異なる分野で戦後日本をしぶとく生き抜いてきた両雄が、思想と身体、絶望と希望をめぐって激しく語る。
(ISBN 4921146586)

推薦の言葉

丁々発止の対論
この書は、ハイデッガー哲学研究の第一人者である超近代主義者の木田元氏と、田中正三を主人公とした劇の演出家であり、当然近代主義者である竹内敏晴氏との丁々発止の対論である。ときどき木田氏が近代主義者に、竹内氏が超近代主義者に変貌するところなど、まことにおもしろい。哲学の入門書としても有益であろう。
―梅原猛(哲学者)

目次|indexs

「戦後の終焉」
原爆が落ちてきたとき/テキ屋ぐらし/林竹二と斉藤信政/勉強の意味がわからない/からだがうごく/アナーキストのとまどい/ハイデガーを読む/だいじなことは後でわかる/やりたいことをやってきた/後ろ向きい歴史の中に入る/本当のドラマ、本当のアクション/メルロ=ポンティの衝撃/あらためて主体性について/思想と実践/主体性と存在了解/待つしかない
ことばがうまれるとき
言語発生の弁証法/「渾沌」からことばへ/「奇跡の人」の嘘
からだの文体
はずみを失うからだ/土地とことば/からだが読む/大学教育に欠けている視点/林竹二のこと/<他者>と出会う/教育癖
待つしかない、か。
ハイデガーの挫折/ハイデガーの「転回」/ハイデガーとベケット/丸山真男と「なる」の思想/外から来る価値を拒否する/ことばという壁/戻ったらオシマイ/理性とは何か/意識と間身体性/生きられる時間と均一的空間/形而上学の誕生
他者への呼びかけ
「私」がうまれる/身体のロゴス/呼びかける力が低下している/かかわりを嫌うからだ/実践 呼びかけのレッスン/ハンカチよ出てきてくれ
希望なき世紀に
からだをそだてる/理解はからだ/「まったくの他者」と生きる/さいごにのこるもの

著者|author

木田元(きだ・げん)
哲学者。近著に『マッハとニーチェ』『ハイデガー『存在と時間』の構築』など。訳書多数。
竹内敏晴(たけうち・としはる)
演出家。近著に『思想するからだ』『癒える力』など。

担当編集者から

いつもはテキトーに流して話す(笑 師匠スイマセン)木田先生だが、竹内さんの鋭い質問に思わず本気になった。
巨匠二人の激突、編集していて手に汗にぎった! さぁその軍配やいかに!?[-内藤-]

 

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〔品切重版未定〕

モームの文学宇宙―仮面に隠れた人間観察 

モームの文学宇宙

仮面に隠れた人間観察

  • 柏原啓佐/2003年2月
  • 2800円(本体)/四六判・並製・444頁

モームは通俗作家なのか? モーム研究50年の間に見えてきたモーム文学の本質と真の魅力を作品ごとに分析。著者訳の引用文をたどりながら、「面白さ」の秘密を解き明かす。
日本図書館協会選定図書
(ISBN 4921146667)

目次|indexs

はじめに
第一部 モームの長編小説
『月と六ペンス』とモームの憧憬
『クラドック夫人』とモームの否定的精神の萌芽
モームの目とチャーリーの目―『クリスマスの休暇』について―
モームの見た事実―『お菓子とビール』について
『五彩のベール』の面白さ
夢と現実―『剃刀の刃』について―
『人間の絆』の結末部をめぐる諸問題
第二部 モームの短編小説とエッセイ
モームのシニシズム
S・モームの二つの『手紙』
批評家としてのS・モーム―『世界の十大小説』の場合―
第三部 英文学の流れの中で
S・モームとA・ハックスリーの神秘思想観―エル・グレゴ論―
「雨」と短編小説の方法の系譜
S・バトラーとS・モームを結ぶ糸
文学と科学―『すばらしい新世界』の場合―
あとがき

著者|author

柏原啓佐(かしわばら・ひろすけ)
1932年生まれ。京都大学文学部卒業。山口大学教授を経て、現在、奈良産業大学経済学部教授。

担当編集者から

かなかなこのイラストファイルを見ていたら、本書の内容にぴったりの絵を発見。これだ!と思い、表紙に使いました。サンプルは、茶とグレーの2種類を用意。「グレーのほうがモームの世界という感じですね」という柏原先生の一言で決まり。(山)

 

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〔品切重版未定〕

保育形態論の変遷

保育形態論の変遷

  • 橋川喜美代/2003年1月
  • 9142円(本体)/A5判・604頁

そこには「子どもの発見」があった――
日本の幼稚園保育が、画一的指導から子どもの心の動きに共感する保育へと変遷する過程をたどりながら、保育者のあるべき姿を問う。アメリカの保育形態論を媒介にして詳細に解説。
(ISBN 4921146659)

目次|contents

序章 研究の主題と方法
第一部 フレーベル主義幼稚園の受容と一斉画一的指導形態
第一章 オルコットの幼児学校―新しい子ども観の萌芽―
第一節 幼児学校に見る体罰と書物の否定
第二節 新しい女性(母親)観・家庭観の形成
第二章 フレーベル主義幼稚園期の保育形態
第一節 ピーボディの幼稚園と幼稚園運動
第二節 幼稚園教員養成校と恩物教授法
第三章 無償幼稚園に見る三類型の保育形態
第一節 作業中心の労働教育型
第二節 遊び中心の保護施設型
第三節 遊びと労働をミックスした人間教育型
第四章 フレーベル主義幼稚園のモザイク的受容と一斉画一的指導形態
第一節 米国幼稚園関連書の翻訳と初期の保育方針
第二節 わが国の遊戯観
第三節 恩物教授法による一斉画一的指導形態の確立
第五章 女子高等師範学校附属幼稚園分室と二葉幼稚園の保育形態
第一節 簡易幼稚園の勧め
第二節 女子高等師範学校附属幼稚園分室における簡易な保育法の実験
第三節 二葉幼稚園の設立とその反響
第四節 貧民幼稚園からセツルメント事業へ
第六章 恩物中心主義保育改善の兆しと女子高等師範学校附属幼稚園の保育形態
第一節 恩物教授法の改良と保育環境論の提唱
第二節 恩物使用法の実験と機関誌『婦人と子ども』の刊行
第二部 幼稚園カリキュラムの改革と保育形態確立への模索
第七章 問われるフレーベル主義幼稚園
第一節 世界コロンブス博覧会の開催とシカゴ幼稚園運動の展開
第二節 ペスタロッチ・フレーベル・ハウスの報道とゲルトルート・ハウス
第三節 無償幼稚園の機能拡大とセツルメント活動
第八章 カリキュラム改造への試み
第一節 ヘルバルト学派と中心統合主義カリキュラム
第二節 児童研究運動と自由遊戯主義カリキュラムの実験
第三節 他者と共感し探求を共有する共同体の創造
第九章 プレイグラウンド運動による身体と精神の解放
第一節 <砂場>設置と幼稚園運動
第二節 プレイグラウンドの発展とフレーベル主義幼稚園
第三節 身体と精神の融合を求めて―プレイグラウンドの新たな取り組み
第十章 一斉画一的指導形態からの脱皮と遊戯教育論の登場
第一節 識者らによる幼稚園批判
第二節 和田実の『幼児教育法』と遊戯教育論
第三節 幼児教育研究雑誌『婦人と子ども』とフレーベル会建議案
第十一章 頌栄幼稚園の創設とシカゴ式保育形態の実際
第一節 フレーベル教育の基本原理を求めて
第二節 頌栄保姆伝習所および附属幼稚園の実際
第十二章 興味に根ざした保育形態と自由細目の提唱
第一節 幼児本意の活動に根ざした保育を求めて
第二節 奈良女子高等師範学校附属幼稚園と自由細目の提唱
第三部 幼稚園における生活形態の確立
第十三章 「効率性」原理に基づくカリキュラム開発と保育形態
第一節 IKUによる標準カリキュラム開発に見る幼少連携と教員養成の変容
第二節 「効率性」原理による実践の変容:シカゴ実験学校
第十四章 実生活に根ざした生活形態の開発
第一節 一斉指導形態批判による実験の始まり
第二節 子どもを生活の主体者に
第三節 幼稚園の生活形態とコンダクト・カリキュラム
第十五章 知性的経験と創造的表現の開発を目指す保育形態
第一節 プレイ・スクールの経験と表現
第二節 保育学校の環境による保育
第十六章 生活主義保育の開発―生活の組織化を求めて―
第一節 「為テ悟ル主義」の保育
第二節 生活単位の保育カリキュラムの編成
第十七章 自然に親しむ人間保育の形態―自然がもたらす自発活動を求めて―
第一節 橋詰良一の『家なき幼稚園』における自然保育
第二節 自然の中で繰り広げられる子どもの世界
第三節 保姆の純情発露と子どもの神性
第十八章 誘導保育論の確立と新たな保育形態―生活携帯の在り方を求めて―
第一節 倉橋惣三と幼稚園令
第二節 倉橋の生活論における「生活」の意味
第三節 保育者論の変遷と誘導観
第四節 保育案の変容と生活形態論の確立
終章 保育形態の多様性と現代的意義
第一節 保育形態の開発と実践の歴史的系譜
第二節 革新的実践の継承と発展
第三節 子ども・保育者・保護者をつなぐドキュメンテーション

著者|author

橋川喜美代(はしかわ・きみよ)
1953年大阪府生まれ。大坂教育大学教育学部卒業。大阪市立大学生活科学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、鳴門教育大学学校教育学部教授。文学博士。
著書に『世界の学校はどうかわろうとしているか―アメリカ・ドイツ・イギリス・フランスの教育事情―』(日本標準、共著)など。

 

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日中比較教育史

日中比較教育史

  • 佐藤尚子・大林正明 編/2002年12月
  • 2500円(本体)/A5判・273頁

近世、近代から現代までの日本と中国の教育制度を比較した初の論集。学校教育はもとより産業教育・社会教育をも視座にすえながら詳細に比較検討。教育年表付きの完全資料。
(ISBN 4921146616)

目次|indexs

第一章 近代前の教育
第一節 日本における近代前の教育
第二節 中国における近代前の教育
第三節 近代前教育の日中比較
第二章 就学前の教育
第一節 日本における就学前の教育
第二節 中国における就学前の教育
第三節 就学前教育の日中比較
第三章 初等教育
第一節 日本における初等教育
第二節 中国における初等教育
第三節 初等教育の日中比較
第四章 中等教育
第一節 日本における中等教育
第二節 中国における中等教育
第三節 中等教育の日中比較
第五章 高等教育
第一節 日本における高等教育
第二節 中国における高等教育
第三節 高等教育の日中比較
第六章 教師教育
第一節 日本における教師教育
第二節 中国における教師教育
第三節 教師教育の日中比較
第七章 女子教育
第一節 日本における女子教育
第二節 中国における女子教育
第三節 女子教育の日中比較
第八章 社会教育
第一節 日本における社会教育
第二節 中国における社会教育
第三節 社会教育の日中比較
第九章 産業教育
第一節 日本における産業教育
第二節 中国における産業教育
第三節 産業教育の日中比較

著者|author

佐藤尚子(さとう・ひさこ)
1943年生まれ。国際基督教大学大学院教育学研究科博士過程後期修了。教育学博士。現在、広島大学大学院教育学研究科教授。著書に『米中教育交流史研究所説』(龍渓舎)など。
大林正明(おおばやし・まさあき)
1950年生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期退学。現在、広島大学大学院教育学研究科助教授。

担当編集者から

原稿が遅れに遅れたため、以後すべてが大至急の作業。夜の10時に広島大学・佐藤先生に電話したら、なんと、いらっしゃる。お互いに「こんなに遅くまで(笑い)」。[-山岸-]

 

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Languages and Language Policies in Insular Southeast Asia : Focusing on the Philippines and Malaysia 

Languages and Language Policies in Insular Southeast Asia

Focusing on the Philippines and Malaysia

  • 河原俊昭/2002年11月
  • 5950円(本体)/A5判・210頁

島嶼部東南アジアの国々は、多言語社会であり、そこでは土着の言語、旧宗主国の言語、移民の言語、ピジン・クレオールなどが見られる。各言語は日常の社会活動の中で、二つの機能(実用機能と自己確認機能)を示すと同時に、互いに機能を補足しあっている。そうした状況下での、東南アジア諸国の言語政策を問う。(*本文は英語)
(ISBN 4921146640)

目次|indexs

1 General Linguistic Situations of Insular Southeast Asia
1.1 An Overview of Sociolinguistic Situations
1.2 Languages Spoken in Each Country
1.3 An Overview of the Historical Background of Sociolinguistic Situations
2 Lingusitic Situations in a Filipino Family and Two Functions of Language
2.1 A Case Study of a Filipino Family
2.2 Function of Language
2.3 Two Functions in a Society
2.4 Development of Two Functions as a Whole
3 Linguistic Situations in a Malaysian Family and Linguistic Verticality
3.1 A Case Study of a Malaysian Family
3.2 Diglossia
3.3 Practical/Identifying Function and Verticality
3.4 Verticality of Sociolinguistic Structure
3.5 Characteristics of Verticality
3.6 Competence Disparity and Elite Closure
3.7 Identifying Function (Dummy High)
4 Language Policy
4.1 What Is Language Policy?
4.2 Language Policies in Developed Countries and Developing Countries
4.3 Analysis of Language Policies
4.4 The First Point: The Selection of a New Common
4.5 The Second Point: The Replacement of Colonial Language
4.6 The Third Point: The Replacement of Immigrant
4.7 Appeal of Nationalism
4.8 Education
4.9 The Fourth Point: The Sophistication of Language
4.10 Identifying Function and Pidgin/Creole
5 Lingusitics Verticality: Its Comparison and Its Transition
5.1 Comparison of Gactors Deciding Language Policies
5.2 Structure of Linguistic Verticality
Conclusions and Suggestions

著者|author

河原俊昭(かわはら・としあき)
1950年石川県生まれ。東京大学文学部卒業。金沢大学教育学部教育学科研究科修了(教育学修士)。金沢大学社会環境科学研究科修了(社会環境科学博士)。現在、金沢星陵大学教授。
著書に『アジア英語辞典』(共著、三省堂)、『異文化理解の座標軸』(共著、日本図書センター)、『自治体の言語サービス 多言語社会への扉をひらく』(春風社)など。

担当編集者から

河原先生は東南アジアの言語事情・言語政策を研究。とくにフィリピンとマレーシアに詳しい。そのきっかけはフィリピン人の奥様との出会い、とのこと。[-山岸-]

 

※品切れ重版未定

有料老人ホームのすすめ 

有料老人ホームのすすめ

  • 大久保貞義/2002年10月
  • 1429円(本体)/四六判・280頁

これからは、有料老人ホームの時代です― ロイヤルハウス石岡の事例から、有料老人ホームに暮らす人々、家族の声をお届けする。有料老人ホームの入居者の生の声・家族の声を多数収録。
(ISBN 492114656X)

目次|indexs

見学と体験入居のすすめ
満足のいく有料老人ホームとは
それぞれの決断
痴呆症になったら
介護する人のストレス
多様な人生に多彩な満足を
公的介護保険が日本の福祉を変える

著者|author

大久保貞義(おおくぼ・さだよし)
東京大学教育学部卒業。スタンフォード大学大学院、プリンストン大学大学院に留学。東京大学教育学部非常勤講師、北里大学非常勤講師、自治医科大学非常勤講師、文部省定時制高校快晴専門懐疑委員。
主な著書に『老いゆくこころとからだ』(近代文芸社)、『有料老人ホームの活用法』(ぎょうせい)など。

担当編集者から

装丁はゼロクターヴの植松さん。著者の「こんな書体で」という希望を上手に取り入れてくれました。[-山岸-]

 

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〔品切重版未定〕