『一九四〇年代素人演劇史論』の書評が『演劇学論集』に掲載されました

『演劇学論集』第75号(日本演劇学会編/2022年)に、小川史著『一九四〇年代素人演劇史論―表現活動の教育的意義』の書評が掲載されました。評者は畑中小百合先生(大阪大学)です。「「内発性」に、演劇のもつ真の教育的意味と可能性を見出しているのである。それは、人びとが自身の抱え持つ表現への欲求と真摯に向き合い、それにふさわしい言葉を獲得する過程であり、さらにはそれを表現することで社会と対峙する過程でもある」

『先祖祭祀と墓制の近代』の書評が『宗教研究』に掲載されました

『宗教研究』404号に、問芝志保著『先祖祭祀と墓制の近代―創られた国民的習俗』の書評が掲載されました。評者は鈴木岩弓先生(東北大学名誉教授)です。「「通説」として無批判的に受容される傾向が高かった先学の大小の主張に対し、逐一素朴な“疑問の眼”をもって対峙」

 

『家族を生み出す』の書評が『東南アジア研究』に掲載されました

『東南アジア研究』60巻1号に、横田祥子著『家族を生み出す―台湾をめぐる国際結婚の民族誌』の書評が掲載されました。評者は安里和晃先生(京都大学)です。「全編を通じて,文化人類学的な調査による具体的なデータが記されており,従来は直感的にのみ理解されていた諸点が,次々と裏付けされていく点で大きな学術的貢献があるといえる。」

『カランヂル駅』の書評が『週刊読書人』に掲載されました

『週刊読書人』3392号(2021年6月4日発行)に『カランヂル駅―ブラジル最大の刑務所における囚人たちの生態』(ドラウジオ・ヴァレーラ 著/伊藤秋仁 訳)の書評が掲載されました。評者は西野智紀さん(書評家)です。「常識的価値観では捉えられないアウトローな世界。だが、この混沌を愉しめるかどうかで、その人の懐の深さを推し量れるようにも思える。」

 

『「エビデンスに基づく教育」の閾を探る』が「Be a Learner」で紹介されました

日本教育研究イノベーションセンターウェブサイト「Be a Learner」内の記事「EBPMと「子どもの主体化」との間の深淵」(友野伸一郎氏)に、『「エビデンスに基づく教育」の閾を探る―教育学における規範と事実をめぐって』(杉田浩崇・熊井将太 編)の図書紹介が掲載されました。詳細は、同ウェブサイト[https://be-a-learner.com/7058/]でご覧になれます。