日本の東アジア投資100年史【横浜市立大学新叢書14】

日本の東アジア投資100年史

  • 金子文夫(著)/2022年3月
  • 3000円(本体)/A5判並製296頁
  • 装丁:矢萩多聞

1910年代から2010年代に至る日本の東アジアへの投資活動を考察し、100年間の日本-東アジア経済関係の変遷を描き出す。【横浜市立大学新叢書14】
◆横浜市立大学新叢書「発刊の辞
(ISBN 9784861108044)

目次|contents

序章 課題と視角

第1節 課題
第2節 先行研究
第3節 視角
第4節 構成

第Ⅰ部 戦前期
第1章 第一次大戦期の対外拡張―1910~1924年
第1節 大陸政策の展開
第2節 対外投資の増大
第3節 帝国圏貿易の構造

第2章 満州事変と円ブロックの形成―1925~1936年
第1節 満州事変から華北進出へ
第2節 帝国圏投資の拡大
第3節 円ブロック貿易の進展

第3章 「大東亜共栄圏」の形成と展開―1937~1945年
第1節 戦時開発政策の展開過程
第2節 「大東亜共栄圏」投資の膨脹
第3節 「大東亜共栄圏」の貿易構造

第Ⅱ部 戦後期
第4章 高度成長期の東アジア進出―1950~1973年
第1節 アジア再進出政策の形成と展開
第2節 対外投資の増大
第3節 アジア貿易の発展

第5章 経済大国期の東アジア経済圏形成―1974~1990年
第1節 対外経済政策の展開
第2節 対外投資大国への道
第3節 貿易大国化とアジア

第6章 低成長期の東アジア経済圏再編―1991~2019年
第1節 東アジア経済政策の展開
第2節 対外投資の新展開
第3節 東アジア貿易圏の再編

終章 総括と展望
第1節 対外投資の俯瞰的・数量的把握
第2節 国家資本システム
第3節 東アジアのなかの日本
第4節 展望

参考文献
あとがき
索引

著者|author

金子 文夫(かねこ・ふみお)
横浜市立大学名誉教授
専攻:国際経済史
主な著作に『近代日本における対満州投資の研究』(近藤出版社、1991年)、『トヨタ・イン・フィリピン』(共著、社会評論社、2008年)、『韓国経済発展の始動』(共編著、日本経済評論社、2018年)など。

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『リスト全集』の出版

『リスト全集』の出版

  • 諸田實(著)/2022年2月
  • 3500円(本体)/四六判並製320頁
  • 装丁:長田年伸

主著に匹敵する懸賞論文がパリで発見、独・米の研究者の協力、思いがけない結末…
ナチスの足音が近づくなかで刊行された、一九世紀ドイツの経済学者フリードリッヒ・リストの『全集』。その編集と出版の経緯・困難に迫る

(ISBN 9784861107870)

目次|contents

まえがき
第1章 『リスト全集』の編集と出版(一九二七―一九三五年)―ナチスの足音が近付くなかで
第2章 ある懸賞論文の九〇年─執筆(一八三七年)から出版(一九二七年)まで
第3章 「フリードリッヒ・リスト協会」の事業─出版と学術大会
第4章 「フリードリッヒ・リスト協会」の「会報」から
あとがき
付録

著者|author

諸田實(もろた・みのる)
神奈川大学名誉教授

一九二八年静岡市に生まれる 一九五二年東京大学経済学部卒業

【主な著書】『ドイツ初期資本主義研究』有斐閣、一九六七年/『クルップ』東洋経済新報社、一九七〇年/『ドイツ関税同盟の成立』有斐閣、一九七四年/『フッガー家の遺産』有斐閣、一九八九年/『フッガー家の時代』有斐閣、一九九八年/『フリードリッヒ・リストと彼の時代』有斐閣、二〇〇三年/『晩年のフリードリッヒ・リスト』有斐閣、二〇〇七年/『〈新版〉西洋経済史』共著、有斐閣、一九八五年/『ドイツ経済の歴史的空間』共著、昭和堂、一九九四年/『近代西欧の宗教と経済』共著、同文館出版、一九九六年/『リストの関税同盟新聞』私家版、二〇一二年/『「新聞」で読む黒船前夜の世界』日本経済評論社、二〇一五年/『異色の経済学者 フリードリッヒ・リスト』春風社、二〇一八年

【訳書】クーリッシェル『ヨーロッパ中世経済史』共訳、東洋経済新報社、一九七四年/クーリッシェル『ヨーロッパ近世経済史』Ⅰ、Ⅱ 共訳、東洋経済新報社、一九八二、八三年

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韓国経済史―先史・古代から併合まで

韓国経済史

先史・古代から併合まで

  • 李榮薫(著)、須川英徳・加藤裕人・大沼巧(訳)/2021年12月
  • 7000円(本体)/A5判上製664頁
  • 装丁:長田年伸

東アジア史の大きな潮流を捉え、朝鮮半島における原初共同体から小農社会成立以降までを実証的に論じた、歴史認識を覆す経済通史。

(ISBN 9784861107825)

目次|contents

目次
はじめに
日本語版への序文

第1章 韓国経済史の方法
1.研究史の回顧
2.何を書くべきか
3.新たな時代区分
第2章 文明の曙
1.先史時代の韓半島
2.烟の成立
3.族長社会
4.国家の出現
第3章 孔烟から丁戸へ
1.7世紀末の農村
2.丁の成立
3.統一新羅の社会
第4章 国人と佃戸
1.集権的支配体制の展開
2.農民と社会
3.元服属期の社会と経済
第5章 儒教的転換
1.朝鮮王朝の創業
2.国田制の再編
3.支配体制の二元化
4.両班と奴婢
5.経済体制と社会
第6章 小農社会
1.市場経済の台頭
2.小農経済の展開
3.小農社会の様相
4.国家的再分配経済
第7章 危機
1.19世紀の停滞
2.帝国主義の到来
3.1880年代の混沌
4.対外貿易の展開と伝統経済の再編
5.黄昏の大韓帝国

参考文献
訳者あとがき
索引

著者|author

李榮薫(イ・ヨンフン)
1951年生まれ。ソウル大学大学院修了、経済学博士。
韓神大学・成均館大学を経てソウル大学経済学部教授、2017年で定年退職。
韓国経済史学会・韓国古文書学会などの会長を歴任。
学術出版賞も数多く受賞(韓国、豪州)。
本書は、退職記念のための書下ろし。

訳者|translators

須川英徳(すかわ・ひでのり)
1957年生まれ。横浜国立大学教育学部、教育人間科学部、大学院都市イノベーション学府教授を経て、2017年より放送大学教授。博士(経済学)。主な著書・論文に『李朝商業政策史研究』(東京大学出版会、1994年)、編著『韓国・朝鮮史への新たな視座』(勉誠出版、2017年)、「一九世紀朝鮮の経済状況をめぐる新たな歴史像」(『朝鮮史研究会論文集』54、2016年)、「高麗末から朝鮮初における武についての試論」(『韓国朝鮮文化研究』17、2018年)など。

加藤裕人(かとう・ひろと)
1981年生まれ。東京学芸大学大学院博士後期課程修了、博士(学術)。
神田外語大・横浜国大・亜細亜大学などで非常勤講師、担当:韓国語・朝鮮史。
主要論文:「高麗末期 恭愍王の『王』の歴史」(『韓国・朝鮮史への新たな視座』勉誠出版、2017年)。「朝鮮前期仏教史に対する歴史学的研究の推移と問題」(『年報朝鮮学』19号、2016年)他。

大沼巧(おおぬま・たくみ)
1990年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程在学中。
主要論文:「海税徴収の実態と近代的「所有権」概念との矛盾」須川英徳編『韓国・朝鮮史への新たな視座』勉誠出版、2017年。「大韓帝国期における漁税徴収の実態と「所有権」の整理」『朝鮮学報』246、2018年、他。

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国際協力の行方—経済・開発・オルタナティブ

国際協力の行方

経済・開発・オルタナティブ

  • 吉川健治(編)/2020年3月
  • 2500円(本体)/四六判並製141頁
  • 装丁:矢萩多聞


グローバル資本主義に未来はあるのか?
経済成長を前提とした発展の限界が露呈しつつある今日、経済・開発政策を見直し、今後必要とされる社会開発やビジネスを論じることで、実現可能な国際協力のオルタナティブを考察する。水野和夫氏ほか気鋭の論者らによる挑戦的論集。
【東洋英和女学院大学社会科学研究叢書8】

(ISBN 9784861106460)

目次|contents

序章 国際協力―サステナビリティの確保に向けて【吉川健治】
第1章 資本主義の終焉、未来の経済【水野和夫】
第2章 グローバル化時代の社会保障を通じた国際貢献【岡伸一】
第3章 オルタナティブな開発と教育―持続可能な開発目標(SDGs)における開発教育の課題と役割【湯本浩之】
第4章 EU の対外経済関係―EU 対外政策の展開と地中海諸国【高﨑春華】
第5章 商社ビジネスと国際貢献―14年間駐在したアフリカにフォーカスして【是永和夫】
第6章 中小企業の国際協力志向型海外展開を通じた貢献【丸山隼人】

編者|editor

吉川健治(よしかわ・けんじ)

東洋英和女学院大学国際社会学部教授。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程満期退学。専門は国際協力論。

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アジアの国際関係―移行期の地域秩序【東洋英和女学院大学社会科学研究叢書5】

アジアの国際関係

移行期の地域秩序

  • 福田保(編)/2018年3月
  • 2500円(本体)/四六判並製296頁
  • 装丁・レイアウト:矢萩多聞

21世紀アジアの地域秩序とはどのようなものなのか?
覇権国と追随国との間に見られる「連合と抵抗」の力学を探り、アジアにおける秩序の移行と変容の諸相を明らかにする。
【東洋英和女学院大学社会科学研究叢書5】
(ISBN 9784861105906)

目次|contents

序章 (福田保)
第1部 アジア地域秩序の構図
第1章 アジア地域安全保障秩序―国際関係理論からみる現状と展望(湯澤武)
第2章 アジア経済秩序―米中覇権競争と地域制度(寺田貴)
第2部 主要国・組織の視点
第3章 日本とアジア―冷戦後の座標軸をもとめて(昇亜美子)
第4章 アメリカとアジア(森聡)
第5章 中国とアジア(青山瑠妙)
第6章 インドとアジア―インドは日本の安全保障に関係あるのか?(長尾賢)
第7章 東南アジア諸国とアジア―5つのバランシング戦略(福田保)
第3部 Flashpoints
第8章 尖閣諸島をめぐる国際関係―東シナ海で戦争は起こるのか(小谷哲男)
第9章 南シナ海(小谷哲男)
第10章 朝鮮半島―なぜ米中競争に巻き込まれるのか(渡邊武)
第11章 台湾海峡―せめぎあう2つのナショナリズム(松本充豊)
終章 20世紀のヨーロッパと21世紀のアジア―歴史の類推と戦争の可能性(今野茂充)

編者| editor

福田保(ふくだ・たもつ)
現職:東洋英和女学院大学 国際社会学部 准教授
学歴:オーストラリア国立大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了(Ph.D. in Political Science and International Relations)
専攻:国際関係論、アジア太平洋の国際関係・地域主義、東南アジア安全保障
主要著作:『現代アジア学入門』芦書房、2017年/『ASEANを知るための50章』明石書店、2015年/『アメリカにとって同盟とはなにか』中央公論新社、2013年

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エネルギーと地方財政の社会学―旧産炭地と原子力関連自治体の分析

エネルギーと地方財政の社会学

旧産炭地と原子力関連自治体の分析

  • 湯浅陽一(著)/2018年3月
  • 3700円(本体)/四六判上製320頁
  • 装丁:桂川潤

石炭から石油、原子力、再生可能エネルギーへの移り変わりの中で、地方財政はいかなる問題を抱えてきたのか。
その分析を通じて、財政面での自治体の持続可能性と地方財政制度全体の課題を明らかにする。
(ISBN 9784861105869)

目次|contents

はじめに
第Ⅰ部 財政社会学の理論
第1章 問題の所在
第2章 分析の枠組み
第3章 財政社会学の研究史
第Ⅱ部 旧産炭地自治体財政の社会学分析
第4章 日本の地方財政制度の諸特徴
第5章 財政の破綻と再建の諸事例
第6章 石炭産業と産炭地対策の歴史
第7章 田川郡の財政再建団体の取り組み
第8章 夕張市における破綻と再生への取り組み
第Ⅲ部 原子力関連施設立地自治体財政の社会学的分析
第9章 原子力エネルギーをめぐる現状
第10章 原子力関連施設立地の経済・財政効果と特徴
第11章 原子力関連施設立地自治体の財政動向
第12章 電源三法交付金の社会学的分析
最終章 まとめにかえて
あとがき
参考文献一覧
索引

著者|author

湯浅陽一(ゆあさ・よういち)
関東学院大学社会学部教授
1972年生まれ。埼玉大学卒業。法政大学大学院修了。博士(社会学)。青森大学社会学部を経て、2006年度より関東学院大学。著書に『政府の失敗の社会学』(舩橋晴俊らとの共著、2001年、ハーベスト社)、『政策公共圏と負担の社会学』(2005年、新評論)など。

 

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スイスの謎―経済の空間的秩序

スイスの謎

経済の空間的秩序

  • 加藤幸治(著)/2018年2月
  • 2700円(本体)/A5判並製202頁
  • 装丁:江森恵子(クリエイティブ・コンセプト)

ステレオタイプのスイス理解を超えるために―
言語・宗教・文化・制度面での「多様性」が拡がりつつあるにもかかわらず、スイスが国民国家として一体化しているのはなぜか? その謎を経済地理学的観点から解明する。
(ISBN 9784861105852)

目次|contents

第1章 スイスの空間的秩序を捉える意義とその方法
第2章 スイスの人口と産業の概要
第3章 農業の地帯性
第4章 スイスの製造業における「棲み分け」
第5章 第三次産業の遍在性と偏在性
第6章 地域間経済格差と人口移動
第7章 スイスとチューリッヒにおけるサービス経済化
第8章 スイス経済の空間的秩序

著者|author

加藤幸治(かとう・こうじ)
国士舘大学文学部教授。専門:経済地理学。
1969年生まれ。横浜市出身。横浜市立大学文理学部文科卒業。明治大学大学院文学研究科地理学専攻博士前期課程修了、博士後期課程退学。
広島大学文学部助手をへて、2001年より国士舘大学文学部。2005年、博士(地理学);明治大学。
2015年度国士舘大学学外派遣研究員制度にて、チューリッヒ大学地理学教室(Universität Zürich Geographisches Institut)にAkademischer Gast(Visiting Professor)として滞在。

 

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異色の経済学者 フリードリッヒ・リスト

異色の経済学者 フリードリッヒ・リスト

  • 諸田實(著)/2018年1月
  • 2700円(本体)/四六判並製262頁
  • 装丁:桂川潤

主著の出版から170年余、リストは、経済のグローバル化への対抗軸としていまも世界中で読まれている。
「異色の経済学者」の実像を描き、晩年の謎に迫る。
(ISBN 9784861105760)

目次|contents

第1章 異色の経済学者―フリードリッヒ・リスト
第2章 未完の「遺作」の謎―「ドイツ人の政治的・経済的国民統一」の「続き」
第3章 「国民経済学」の体系―リストのプラン
第4章 『国民的体系』のリストと『ライン新聞』のマルクス―ブリュッゲマンを中心に
第5章 リストのメーザー受容について
第6章 本の目次
第7章 リストとモール―『経済学の国民的体系』の書評をめぐって
第8章 二人のリスト
第9章 妻への手紙
第10章 心の傷
補論 リスト『経済学の国民的体系』のドイツ語版と外国語版

著者|author

諸田實(もろた・みのる)
神奈川大学名誉教授
1928年静岡市に生まれる
1952年 東京大学経済学部卒業
【主な著書】
『ドイツ初期資本主義研究』有斐閣、1967年/『クルップ』東洋経済新報社、1970年/『ドイツ関税同盟の成立』有斐閣、1974年/『フッガー家の遺産』有斐閣、1989年/『フッガー家の時代』有斐閣、1998年/『フリードリッヒ・リストと彼の時代』有斐閣、2003年/『晩年のフリードリッヒ・リスト』有斐閣、2007年/『〈新版〉西洋経済史』共著、有斐閣、1985年/『ドイツ経済の歴史的空間』共著、昭和堂、1994年/『近代西欧の宗教と経済』共著、同文館出版、1996年/『リストの関税同盟新聞』私家版、2012年/『「新聞」で読む黒船前夜の世界』日本経済評論社、2015年
【訳書】
クーリッシェル『ヨーロッパ中世経済史』共訳、東洋経済新報社、1974年/クーリッシェル『ヨーロッパ近世経済史』Ⅰ、Ⅱ 共訳、東洋経済新報社、1982、83年

 

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中国興業銀行の崩壊と再建―第一次大戦後フランスの政治・経済・金融的対抗

中国興業銀行の崩壊と再建

第一次大戦後フランスの政治・経済・金融的対抗

  • 篠永宣孝(著)/2017年12月
  • 8000円(本体)/A5判上製800頁
  • 装丁:長田年伸

中国政府の支援とフランス外務省の庇護によって1913年に設立された中仏合弁銀行は、いかに発展し、破綻したか。
厖大な一次史料や民間銀行史料を駆使して全貌を究明した世界初の本格的実証研究。
(ISBN 9784861105654)

目次|contents

はしがき
I 中国興業銀行の発展(一九一三~一九二〇年)
第一章  中国興業銀行の発展(一九一三~一九一四年)
第二章 第一次大戦期の中国興業銀行
第三章 戦後の中国興業銀行の発展(一九一九~一九二〇年)
II 中国興業銀行の破綻とパリバ銀行団の金融支援
第四章 戦後恐慌と中国興業銀行の危機
第五章 中国興業銀行の破綻とパリバ銀行団の金融支援
第六章 中国興業銀行危機に対する銀行・金融界、政府・政界の対応
第七章 H・フィナリ=Ph・ベルトロ=L・ルシュールの奔走と中国興業銀行の窓口閉鎖
第一節 H・フィナリ=Ph・ベルトロと大蔵省国庫局長J・パルマンチエの対抗
第二節 解放区相ルイ・ルシュールの最後の奔走(一九二一年六月)
III 中国興業銀行の再建―中国興業銀行管理会社の設立
第八章 中国興業銀行再建をめぐる論戦と再建計画
第九章 中国興業銀行再建への新展開―義和団賠償金充当案
第十章 中国興業銀行管理会社〔SFGBIC〕の設立
IV 中国興業銀行管理会社と中仏商工銀行の発展
第十一章 中国興業銀行管理会社から中仏商工銀行へ
第十二章 中仏商工銀行〔BFCCI〕の発展と一九三〇年代の危機
総括
あとがき
史料・参考文献一覧
索引

著者|author

篠永宣孝(しのなが・のぶたか)
1949年生まれ。1988年、パリ第八大学第三課程博士号取得(歴史学)。現在、大東文化大学経済学部教授。
著書に、『日本の戦後賠償』(〔共著〕勁草書房1999年)、『クローデルと日本』(〔共著〕七月堂2006年)、『フランス帝国主義と中国―第一次世界大戦前の中国におけるフランスの外交・金融・商工業』(春風社2008年)、訳書に、A・ベルトラン、P・グリゼ著『フランス戦間期経済史』(〔共訳〕早稲田大学出版部1997年)、W・ウッドラフ『概説 現代世界の歴史』(〔共訳〕ミネルヴァ書房2003年)、主要論文に、「駐日大使クローデルとフランスの極東政策」『早稲田政治経済学雑誌』第368号2007年、などがある。

 

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国際コミュニケーションの政治学

国際コミュニケーションの政治学

  • 本多周爾(著)/2017年6月
  • 3000円(本体)/四六判上製324頁
  • 装丁:桂川潤

いくつかの物語を織り交ぜながら、一本の映画をプロデュースするようにプロパガンダを仕立てる。受け手は、壮大なパノラマに感動させられ、あるいは悲しい話に共感させられ、それらを受け入れる。戦争を支持することを自らの意思により決定したと信ずる。
情報化の波が複合的に交錯し、激しく変動する国際コミュニケーションを、政治とマス・コミュニケーションの視点から分析、検討する。
(ISBN 9784861105524)

目次|indexes

序 章
第一章 国民国家の想像と創造
第二章 ナショナル・アイデンティティの現在
第三章 ナショナリズムの諸相
第四章 開発コミュニケーションのパラダイム
第五章 文化帝国主義の言説
第六章 情報コミュニケーション秩序をめぐる国際政治
第七章 グローバル化という現象
第八章 国際情報環境の変容
第九章 戦争をめぐる報道とプロパガンダ

著者|author

本多周爾(ほんだ・しゅうじ)
1949 年東京都出身。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。博士(法学/慶應義塾大学)。現在、武蔵野学院大学大学院国際コミュニケーション研究科教授(兼国際コミュニケーション学部教授)。
主な著作に『台湾 メディア・政治・アイデンティティ』(春風社)、『発展と開発のコミュニケーション政策』(武蔵野大学出版会)などがある。

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