フランス帝国主義と中国―第一次世界大戦前の中国におけるフランスの外交・金融・商工業

フランス帝国主義と中国

第一次世界大戦前の中国におけるフランスの外交・金融・商工業

  • 篠永宣孝/2008年1月
  • 5714円(本体)/A5判・上製・512頁
  • 装丁:間村俊一

フランスはいかに中国へ侵入していったか? 政府・企業の第一次史料から利権争奪の交渉過程と結果を跡づけ、国際比較・分析し、その独自性を浮かびあがらせる。従来の研究の空白を埋め、帝国主義像に新たな視座を拓く。
(ISBN 9784861101366)

目次|indexs

新しいフランス帝国主義像の探求―序にかえて
I フランス商業・工業・銀行の中国市場進出

第一章 一九世紀後半におけるフランス商工業の中国市場進出
第二章 第一次世界大戦前のフランス工業の国際競争力
II フランス金融外交と中国

第三章 日清戦争後の中国賠償借款とフランス資本
第四章 中国におけるフランス金融外交と銀行資本
III 中国におけるフランス鉄道帝国主義

第五章 京漢鉄道建設とフランスの外交・金融協力
第六章 汴洛(べんらく)鉄道建設とフランスの外交
第七章 山西鉄道建設とフランスの外交・金融協力
第八章 雲南鉄道建設とフランス帝国主義
IV 中国興業銀行の設立とフランス金融帝国主義

第九章 第一次世界大戦前のフランス銀行業の発展と資本輸出
第一〇章 中国興業銀行の創立とフランスの極東政策
第一一章 中国興業銀行の発展
総括 フランス独自の帝国主義とはなにか
あとがき
付表・付図
史料・参考文献一覧
索引

著者|author

篠永宣孝 (しのなが・のぶたか)
1949年生まれ。1988年、パリ第八大学第三課程博士号取得(歴史学)。現在、大東文化大学経済学部教授。
著書に、『日本の戦後賠償』(〔共著〕勁草書房、1999年)、『クローデルと日本』(〔共著〕七月堂、2006年)。訳書に、A・ベルトラン、P・グリゼ著『フランス戦間期経済史』(〔共訳〕早稲田大学出版部、1997年)、W・ウッドラフ『概説 現代世界の歴史』(〔共訳〕ミネルヴァ書房、2003年)。主要論文に、「駐日大使クローデルとフランスの極東政策」『早稲田政治経済学雑誌』第368号、2007年。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

経済をデザインする―いのちの育みと再生産

経済をデザインする

いのちの育みと再生産

  • 島岡光一/2006年10月
  • 2381円(本体)/四六判並製・200頁

いのちと市場が交響する〈多回路経済学〉へ。現代の希薄な人間関係に警鐘を鳴らす著者が、南インドで体験したコミュニティの団結力に経済の原点を見る。童戯、出会いの再生産などユニークな概念を駆使して既存の経済学を砕く!
(ISBN 4861100887)

目次|indexs

プロローグ ケララの地から
序 経済の原点
第一章 人間関係力にもとづく多回路経済学の展開
第二章 「童戯」と信頼・規範・慣習の形成
第三章 有償から無償へのスペクトル
第四章 ラポールの上昇スパイラル
第五章 農村女性を市場と繋ぐ
終章 NPO「世界地域イニシアティブ企画」(未認証)
エピローグ 「女工哀史」から「女工楽史」へ
付録一 苦悩の想い出
付録二 「童戯の歳時記」
付録三 「経済学」的私論

著者|author

島岡光一(しまおか・こういち)
埼玉大学名誉教授。 著書に『落語「黄金餅」の経済学外論』(近代文芸社)
『野麦峠に立つ経済学―あなたの本気が世界を変える』(春風社)

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

伊藤昌哉 政論

伊藤昌哉 政論

  • 小枝義人/2006年9月
  • 1700円(本体)/四六判上製・336頁
  • 装丁:矢萩多聞

池田、大平の二首相に仕え、のちマスコミで活躍した稀代の政治評論家・伊藤昌哉。彼が平成4~5年にかけて遺した幻の政局分析を、詳細な解説を付し全文翻刻。現在の政治風景を予見する、驚くべき洞察!
(ISBN 4861100852)

目次|indexs

伊藤昌哉さんと私―少し長くなってしまったプロローグ
本書を読むにあたって
第一部 伊藤昌哉「政局を読む」 (平成四年五月~八月
宮沢政権の本―お面をかぶせたリモコン
渡辺美智雄副総理の展望―今年中に政変が起こる
同日選はナシ―結論わかった推理小説
参院選と細川新党―現実味帯びる部分連合
戦後日本という国家―政治家は天地に仕える
政治家と病気―総裁狙う渡辺氏の場合
与野党の内部事情―身動きとれぬ自社両党
竹下派内の死闘―権力中枢でしのぎ削る
参院選結果の示すもの―〝一・一連合〟の産声
選挙後の宮沢政権―水面下の〝連立〟に実権
第二部 伊藤昌哉「政局を読む」 (平成四年八月~一二月)
参院選から一ヵ月―新党は根拠地作りの時
佐川スキャンダルの影―金丸氏は〝政治的廃人〟
混迷深める竹下派―身動きできない小沢氏
金丸問題と国民世論―小沢氏も〝失策〟の連続
ポスト金丸の死闘―マフィアの法則の再現
宮沢内閣と臨時国会―正念場迎えた政治改革
船田元との緊急対談
自民党幕府衰亡現象―先行き真っ暗、いばらの道
宮沢改造内閣の実態―総選挙射程に人材登用
政治家・渡辺氏の運命―幹事長取るべきだった
政界再編の序曲―自公民体制のジレンマ
第三部 伊藤昌哉「政局を読む」 (平成五年二月~五月)
政治音痴の首相―情報が政治の最高武器
無力の野党と羽田派―三木武吉抜きでは道なし
憲法改正論議の裏表―軍事大国化の心配ない
日本独自の道―キーマンは渡辺、小沢氏
竹下登元首相の研究(上)―闇(やみ)将軍の流儀のみ盗む
竹下登元首相の研究(下)―いまや政治不信の〝象徴〟
「田中支配」の終焉―「保守合同」の遺産壊す
政治改革法案の行方―選挙制度をめぐり綱引き
最新権力相関図―小沢氏vs梶山氏で展開
まやかしの政治改革論議―「金、竹」問題、立ち腐れ
第四部 伊藤昌哉「政局を読む」 (平成五年五月~一二月)
政界再編のシナリオ(上)―政治改革で揺れる政局
政界再編のシナリオ(下)―核になる公明と羽田派
政治改革の行方(上)―現実政治家としてクギ
政治改革の行方(下)―可能性高い〝法案先送り〟
総選挙と宮沢退陣―自民党派閥政治の崩壊
非自民政権の本質―自民の再分裂が焦点に
細川新政権(上)―〝魔法の指輪〟は団結で
細川新政権(下)―予断を許さぬ政治改革
自民党再生と連立与党―派閥はすでに事実上解消
自民党再生と連立与党(下)―同日選挙で政権奪回か
第五部 伊藤夫人・淳子氏証言
大どんでん返しのエピローグ
付録 伊藤昌哉関連年譜

著者|author

小枝 義人 (こえだ・よしと)
千葉科学大学 薬学部 教授。一九五四年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、ラジオ関東、栃木新聞社勤務。拓殖大学政経学部客員教授などを経て現職。青山学院大学講師も兼任。
〔著書〕『政権の誕生と崩壊』(ジュピター出版)、『永田町床屋政談』(新潮社)、『解析・日本の政治』(共著、樹光堂)ほか多数。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

Distortion in the Study of Japanese Modern and Contemporary Economic History

Distortion in the Study of Japanese Modern and Contemporary Economic History

  • 高橋衞(著)/マーク・チャン(訳)/2006年3月
  • 3500円(税込)/四六判並製・220頁

日本の近代化の過程における、重要な局面で政策を決定づけてきた思想について、明治維新から戦中・戦後までの経済史や経営史を中心に批判的検証を試みた『明治から昭和へ―選択の屈折』の英語翻訳版!
(ISBN 4861100453)

目次|indexes

ChapterⅠ Meiji Restoration and Japan Modernization Debate
ChapterⅡ Change in Direction After Russo-Japanese War
ChapterⅢ The First World War and Industrial Rationalization
ChapterⅣ Growing Right-wing Tendency,Para-revolution and War
ChapterⅤ The Japanese Capitalism Debate During and After the War

著者|author

高橋衞
1929年大阪市生まれ。広島大学名誉教授、福山大学名誉教授。

訳者|translator

マーク・チャン
台湾生まれ。昭和女子大学講師。国際文化研究所所属。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

野麦峠に立つ経済学―あなたの本気が世界を変える

野麦峠に立つ経済学

あなたの本気が世界を変える

  • 島岡光一(編著)/2003年5月
  • 2500円(本体)/四六判・308頁

感性の経済学への熱い試み! 野麦峠に立つことで明治期の製糸産業を支えた女工たちの哀史を体感する―著者が二十年間実践してきた独自の教育方法から個々の人間に目を向ける!
(ISBN 4921146721)

目次|indexs

第Ⅰ部 逆倒=関係力アプローチの理論
第一章 フォーマットそして草莽崛起
第二章 逆倒アプローチ
第三章 貨幣経済から関係力アプローチへ
第四章 関係力アプローチから人間開発へ
第Ⅱ部 逆倒=関係力アプローチの実践
第五章 みかんと内発的発展論
第六章 野麦峠を越えて
第七章 タイ・パクムンダムの真実
第八章 ダムと戦う町―岡山県苫田ダム
第九章 そこは国会だった

著者|author

島岡光一(しまおか・こういち)
東京大学大学院経済学研究科(博士課程)修了。現在、埼玉大学教育学部教授。
著書に『落語「黄金餅」の経済学外論』(近代文芸社)
『経済をデザインする―いのちの育みと再生産』(春風社)

担当編集者から

装丁はアーティストの武田くん。感性の経済学への第一歩にふさわしい、実にカッコイイ装丁に仕上げてくれた。[-長田-]

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

新しい経済学と世界観

新しい経済学と世界観

  • 小林彌六/2001年6月
  • 2381円(本体)/四六判・256頁

気鋭の経済学者が送る警世の書! 利益追求、効用性追求、効率至上主義、成長至上主義は、形而下学・形而上学双方からみて、罪の勧奨、悪徳の勧奨をしているのではないか―利他即利自のパラダイムと「友愛主義」に基づく新しい経済学の必要性を説く!
(ISBN 4921146306)

目次|indexs

第一章 二一世紀の新文明
ニュートン型社会科学・人間学からの離脱とポスト・アインシュタイン型へのパラダイム転換/21世紀の新文明/21世紀の経済・企業・技術と地球環境・資源・生命の「共生」/東洋文明と西洋文明の統一・止揚によってポスト・モダンの新社会学と新文明の展開を/聖徳太子に学べ
第二章 社会科学のパラダイム転換―疎外された社会科学よりポスト・モダンのホーリスティックな社会科学へ
社会科学のパラダイム転換の必要性/現代社会科学と現代世界/ニュートン型社会科学よりポスト・アインシュタイン、ポスト・ホーキング型社会科学への転換/ポスト・モダンの社会科学は東洋の知恵に学ぶべし―西洋式社会科学と東洋の社会思想の統合による新社会科学の建設を
第三章 21世紀の新しい社会思想
経済学のパラダイム転換/第三の経済学と第三の経済システム―友愛経済学と友愛主義の社会思想
第四章 グローバル化世界の実相・一仮説としての問いかけ
世界政経寡占体制(グローバル化世界の構図)その一/第一節 大国同盟―世界オルゴポリー・オリガーキー寡占制・奉仕か支配か/超国家的な経済システム/世界システムとしての資本主義/世界政経寡占体制(グローバル化世界の構図)その二/グローバル化世界・世界資本主義/グローバル超帝国主義

著者|author

小林 彌六 (こばやし・やろく)
筑波大学名誉教授。現在、明海大学経済学部教授。経済学博士。近代経済学とマルクス経済学研究の経歴を持つ立場から、その垣根を越えた視点で独自の現代資本主義論、現代社会主義論、新従属理論などの展開を行う。著書『友愛主義宣言』『新ユートピア経済学』『資本主義と社会主義―停滞と苦悩』など。

担当編集者から

著者はもともとちゃきちゃきのマルクス経済学者。この本には著者・小林彌六が真剣に学問と苦闘する姿が垣間見える。[-三浦-]

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する